出版社内容情報
本書は、総合的な学習の時間の新たな捉え方を提示し、従来の定型化された実践とは全く異質なアプローチによって生み出されている実践例を挙げて検討し、新たな総合的な学習の時間の実践のあり方について提案する。
内容説明
従来の定型化された実践とは全く異質なアプローチによって生み出されている実践例を挙げて検討し、総合的な学習の時間における新たな実践のあり方について提案する。
目次
第1章 総合的な学習の時間の意義(総合的な学習の時間の導入と経緯;学習指導要領における総合的な学習の時間の教育目標の理解と現状 ほか)
第2章 教育課程における総合的な学習の時間の位置と方法(野村芳兵衛の三位一体的な教育構想の考え方;「教科書を作る教育」としての総合的な学習の時間 ほか)
第3章 地域文化を創造する総合的な学習の時間―伝統野菜「吹田くわい」をテーマにしたプロジェクト学習の実践(プロジェクト学習を生成する総合的な学習の時間;大阪府吹田市における伝統野菜「吹田くわい」をテーマにした総合的な学習の時間の実践 ほか)
第4章 総合的な学習の時間における「ひたる」活動の生成―岐阜市立長良小学校の「こどう」の時間の実践分析(岐阜市立長良小学校における総合的な学習の時間の変遷;岐阜市立長良小学校の総合的な学習の時間の意味づけ ほか)
巻末資料
著者等紹介
冨澤美千子[トミザワミチコ]
横浜美術大学美術学部教授、同大学教職課程主任。博士(文学)。専門は、教育学、教育思想史、カリキュラム研究。大阪大学大学院人間科学研究科臨床人間学講座教育人間学専攻博士前期課程修了。奈良女子大学大学院人間文化総合科学研究科社会生活環境学専攻博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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