内容説明
通説的な理解とは裏腹に、なぜか財政運営が非効率になる自治体も―学校統廃合に伴う地方政府の財政行動メカニズムをデータから解き明かす。人口減少社会における教育財政の在り方を考える一冊。
目次
序章 何が教育分野の財政行動を規定するのか
第1章 学校統廃合が進行する地方政府の背景
第2章 学校統廃合による地方教育費構造の変容
第3章 学校統廃合による教育政策変容とその規定要因
第4章 神奈川県横浜市を事例とした学校統廃合による地方教育行財政の変容
第5章 愛知県豊根村を事例とした学校統廃合による地方教育行財政の変容
終章 社会経済環境からの制約が教育分野の財政行動に与える影響
著者等紹介
廣谷貴明[ヒロタニタカアキ]
1993年生まれ。東北大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程後期3年の課程修了。博士(教育学)。現在、国立教育政策研究所教育政策・評価研究部研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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