日記シリーズ<br> 証券マンひりひり日記―日興証券25年、公益通報の果て、居場所を失い会社を去りました

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日記シリーズ
証券マンひりひり日記―日興証券25年、公益通報の果て、居場所を失い会社を去りました

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866809557
  • NDC分類 338.17
  • Cコード C0095

出版社内容情報

おかしいのは、会社か? それとも私か? 

「相場操縦」を金融庁へ公益通報したことにより

会社を去ることになった、日興証券元社員の告白




【本文より】

金融庁の公益通報窓口にメールをして2週間ほど、今度はSMFG(三井住友フィナンシャルグループ)の人事部から呼び出しを受けた。

本社に出向き応接室へ入ると、人事担当者は言葉を選ぶように口を開いた。

「少し確認したいことがあり、お越しいただきました。これからお尋ねすることについてお答えいただく義務はありませんし、お答えになりたくなければ、そのままでも結構です」

一語一句を慎重に選び、踏み込みすぎないよう過剰な配慮が感じられる口ぶりだった。

「日野山さんは金融庁に公益通報をされましたでしょうか?」 

私は後ろめたいことをしたつもりはない。自分が正しいと信じたことに従って行動しただけだ。しかし、一瞬だけどう答えようか迷ってしまったのはどうしてだろう。

「はい。行ないました」 

そう答えると、担当者は表情を変えずにうなずいた。





【発行】三五館シンンャ/【発売】フォレスト出版


【目次】

内容説明

「欲望を売買する仕事」証券マンがさらけ出す、業界の暗部と、人生の浮き沈み。

目次

まえがき 私は被害者だったのか?
第1章 証券マン、只今修業中
第2章 空気の読めない男
第3章 お仕置き部屋から愛を込めて
第4章 さらば、日興証券
あとがき 私は変わったか?

著者等紹介

日野山大[ヒノヤマダイ]
1973年、大阪府生まれ。大学卒業後、日興証券に入社。名古屋支店、蒲田支店などで営業マンとして活躍するが、認知症夫婦の口座管理をめぐって上司とトラブルになり、「お仕置き部屋」へ。その後、シティバンクやM&A業務部を経て、ある不正を金融庁へ公益通報したことをきっかけに早期退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kodata

3
本の帯にある「おかしいのは会社か?私か?」というコピーがすべてを表す気がする。確かに会社に悪いところがあるのだが、身近に著者みたいな人がいて、細かいことまでちょくちょく提案されたら面倒なのは間違いない。なぜなら普通の人はそこまで会社に思い入れがないからだ。大事なのはバランスなのだろう。著者に似たところがある私は60歳近くになって、ようやくそのことに気づいた。会社名など実名のこの本はシリーズの中で最も気合いの入った1冊だった。2026/09/19

kaharada

1
証券は自分で選ぶのが一番だと強く思った。やば過ぎるな… 昔の日興証券の裏事情。モズク酒、まぢでありえない… 同シリーズの精神科医おどおど日記で、個性は障害の濃淡と思ったけど、まさにこの作者がそれだと思った。証券会社の裏事情という意味でも、ADHDグレー?という見方でも読める、非常に深い本だった。2026/09/30

Kentaro Yoshida

1
作中にもある通り、ADHDかどうかはわからないが、そうした気質がある方だったのだと思う。組織で生きる難しさというか、正しいことを正しいと全ての場面において言うことが本当に正しいのか。 結局、周りから扱いにくい人間と判定されて筆者は退職を余儀なくされる。同情できる部分もあるが、仕方ないのかもしれないと考えてしまう自分がいた。 2026/09/21

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