出版社内容情報
静かなるベストセラー『買いものは投票なんだ』 の続編 8刷 4.6万部の続編。
バングラデシュに実在するストリートチルドレンの少年・リヤドとぼくの、本当にあった物語。
~ぼ くの 暮 らしと 、バ ン グ ラ デ シュのあの子の暮しはつながっている。世界のつながりを考える、メッセージブック~
?168ミリ×168ミリ・上製・オールカラー64頁
内容説明
ぼくの暮らしと、バングラデシュのあの子の暮らしはつながっている。世界のつながりを考える、メッセージブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
60
バングラデシュにいる、路上で暮らす少年は、リアド・ハサン。駅のホームで眠り、いつもおなかをすかせている。重たい荷物を運ぶことで、収入を得ている。リアドと日本で生まれた僕はぜんぜん違う。働かないとご飯が食べられない。子供なのに。ひとりで生きていて、守ってくれる人がいない。嫌じゃないの?お腹すかないの?寒くないの?辛くないの?疑問がわいた日本の僕は胸が苦しくなり、調べてみる。家やご飯が無くて、小さい頃から働いている子供が世界にはたくさんいることを知る。想像もつかない世界。自分ができることは?きっかけになる本。2025/09/01
ごへいもち
9
悲しいな2025/09/09
きり
4
バングラデシュにて路上で暮らす少年と、日本で豊かに暮らすぼくのはなし。生まれた場所が違うだけで、どうしてこんなに差があるのだろう?無関心でいることもできるけれど、調べてみたら、世界には不条理な仕組みがいっぱいある。「ぼくだったのかもしれない」と思うと、涙がでてくる。でも、その気持ちから、少しずつ世界は変わっていくのかもしれない。絵本なので、伝わりやすい。夏休みの調べ学習のきっかけ作りにもなりそうな本。2025/09/27
書の旅人
4
“図書庵”次回テーマで並べます。数年前、娘の養育費が終わってしまい茫然としていた時、偶然バングラデシュの子どもたちを支援する活動を知りました。せめて…という気持ちから加入し、毎月幾ばくかの寄付をはじめました。とはいえ、お金で散々な目に合っていたので、最初の頃は迷いの連続。本当にきちんと使われているのだろうか?時折届く便りは本物なのか?何度もやめようと思いました。そんなある日、また届いた便りには、働きづめの少女たちを休ませ、お気に入りの服を着て、お互いにメイクをしあい、目一杯のオシャレをして集まり、2025/06/10