タクシードライバーぐるぐる日記―朝7時から都内を周回中、営収5万円まで帰庫できません

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タクシードライバーぐるぐる日記―朝7時から都内を周回中、営収5万円まで帰庫できません

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  • サイズ 46判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866809205
  • NDC分類 685.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ベストセラー『日記』シリーズ最新刊!!
50歳で失業、以降15年間にわたってタクシードライバーとして勤務した著者による、怒りと悲哀と笑いの録。

「おい、どこ行くんだ!」
後部座席のお客が大声で怒鳴る。私は思わず急ブレーキを踏んでいた。
「すみません。お話し中だったものですから」私は詫びた。
「しょうがねえなあ。八重洲と言っただろ?」
「まだこのあたりに詳しくないもので……」
「チッ」 30前後と思われるお客はあからさまに舌打ちをした。(「はじめに」より)

今回もすべて実話の生々しさ。

内容説明

お客の中には上から目線でストレスのはけ口をドライバーに向ける人もいた。お客の理不尽な言いがかりにも反論することなく、ぐっと我慢した。嫌なお客が降りた後、車内で「バカヤロー」と何度大声で怒鳴ったことだろう。―50歳でスタートし、65歳でリタイアするまでの15年間の体験を書きまとめた。私には私にしか書くことができない事実や思いがある。

目次

第1章 汗と、涙と、罵声の日々(採用基準―私のタクシー会社選び;タクシー業界のイロハ―つどう“エリート”たち ほか)
第2章 ドライバーの事情、お客の事情(探しに出るか、待つか―ライバルたち;クラスメイト―なぜ話しかけられなかったのか? ほか)
第3章 警察なんて大嫌い(違反切符―ニコニコ顔の警察官;ソープランド―人生悟った如来さま ほか)
第4章 さよならタクシードライバー(最高営収―12月、金曜日の奇跡;決定的な出来事―一過性黒内障の疑い ほか)

著者等紹介

内田正治[ウチダショウジ]
1951年埼玉県生まれ。大学卒業後、家業である日用品・雑貨の卸業を継ぐべく専務として勤めるものの会社が倒産。両親と息子を養うため、五〇歳のとき、タクシードライバーに。以来、六五歳で退職するまで15年間にわたり1日約300キロを走行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

127
先日読んだ「コールセンターもしもし日記」の姉妹本。この本、意外とシリーズものなんですよね~。シュールな表紙・挿し絵も👍です。著者は家業の雑貨の卸業が倒産し50歳でタクシードライバーに転身した内田正治氏。15年間のタクシードライバー生活の悲喜こもごもをまとめた一冊。正直生活の糧としてのタクシー運転手の収入は相当厳しいだろうなと思っていましたが、その通りの内容でした😅 タクシードライバーを見下す客は最低ですね。逆に吉原で働く女の子を乗せた時の、接客業の大変さに共感したエピソードにはほっこりしました。2023/09/28

ゆいまある

123
50歳で職を失い、そこから15年間都内でタクシー運転手をしたエッセイ。よく知らない職種の実情は興味深い。車という密室の中で客に怒鳴られたり騙されたり。なかなかリスキーな仕事だ。こちらもいい客であろうと思った。「日記」シリーズ他にも色々出てるようなので読んでみたい。元彼の一人が(ごめん私元彼ネタ多いね)別れたあとタクシー運転手になった。個人タクシーって難しい試験に通らないとなれないんだね。この本ではコロナ禍で売上は半分にとあるが、彼によると1/3と。私と別れなきゃ良かったのにね、とは思わない。2022/07/27

ma-bo

92
このシリーズは交通誘導員から始まって、メーター検針員、マンション管理人、ケアマネジャー、住宅営業、ディズニーキャスト等大半読んでいます。今回は家業が倒産したことにより、50歳からタクシードライバーを15年勤めた著者が業界の実態やご自身のエピソードを綴る。実直で誠実な方のようで、文章も読みやすかった。2022/11/05

Ikutan

83
サクサク読めて、仕事の裏事情まで分かっちゃう楽しいシリーズ。今回はタクシードライバー。小野寺さんの『タクジョ』で勤務形態などは、初めて知ったのですが、今回は失業してタクシー運転手になったという筆者の視点から、経済的厳しさや社会的立場など、業界の悲喜こもごもを教えて頂いた。方向音痴で運転も苦手な私は尊敬するお仕事の一つですが、その現状は厳しいことばかり。それでも、矜持を持って真面目に勤務されている筆者に、好感が持てて愉しく読み進めた。が、コロナで更に厳しい状況になっていると知り、読み終えてちょっとしんみり。2022/07/29

シャコタンブルー

69
地方から転職して50歳で都内のタクシードライバーになった著者。道順を覚えるのに休みの日にバスに乗車して勉強する努力に敬服。優しい乗客ばかりならいいが、横柄、横暴、酔客だとストレスが溜まるだろう。朝の番組に出て庶民の味方のようなコメントをしている「奴」(女性コメンター)の実態がタクシー内で露わになるが、嫌な人だ。「奴」は誰だろう教えて欲しい(笑)。詐欺との戦い、警察の横暴、タクシーという密室で起こる様々な人間模様をまるで自分がタクシードライバーになったような気分で読み終えた。65歳での退職、お疲れ様でした。2021/12/06

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