内容説明
一流アスリートの言葉をもとに、メンタルを育てる具体的方法を徹底解説。
目次
1 スタートの不安を励ます言葉(負けをどう受け止めるか?;不安があるから前に進める ほか)
2 挫けそうな心に効く言葉(どん底を歓迎しよう;退路を断つ勇気が、前に進む力になる ほか)
3 生まれ変わるための言葉(目標設定で生まれ変わる;どうすれば成長しやすくなるのか? ほか)
4 夢は続く、終わらない(夢を叶えたあとで;人生の目的ってなんですか? ほか)
著者等紹介
鈴木颯人[スズキハヤト]
1983年、イギリス生まれの東京育ち。中学までは野球部のピッチャーとして活躍し、強豪校にスポーツ推薦で入学するものの結果を出せず挫折。そうした経験をもとに、脳と心の仕組みを学びながら、勝負所で力を発揮させるメソッドを構築する。野球、サッカー、水泳、柔道、サーフィン、競輪、卓球など、競技・プロアマ・有名無名を問わず、そのコーチングによってパフォーマンスを激変させるアリスートが続出中。自らのコーチングに活かすため、日々、一流アスリートたちの言動を研究している。一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
46
「不易流行」とは、俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の中で見出した俳諧の理念の一つだ。芭蕉の俳論をまとめた書物『去来抄』では、不易流行について、以下のように書かれている。「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」 噛み砕いていうと、「よい俳句が作りたかったら、まずは普遍的な俳句の基礎をちゃんと学ぼう。でも、時代の変化に沿った新しさも追い求めないと、陳腐でツマラナイ句しか作れなくなるので、気をつけよう」という意味になる。時代の変化に応じて自分自身を変えられない人は淘汰される。2020/07/21
ポケモントレーナーみゆき
29
【メンタルコントロールのスペシャリストの言葉たち】 ~ポケモントレーナーみゆきは、92点の経験値をもらった!~ トップアスリートの言葉を集めた本。 本田圭佑選手、室伏広治選手を始め、過酷な状況で活躍してきた方々からの深い言葉に支えられます。 ポケモントレーナーみゆきも営業の仕事で厳しい言葉をいただくこともありますが、トップアスリートの方ほど失敗経験を乗り越えてきているものです。 力強い言葉に触れてメンタルを劇的に復活。 ★大好きなポケモンに例えると★ アイアント 強い言葉で鋼のような心を作る2020/06/09
33 kouch
23
メンタルが弱いのに、どこか受け入れようとしない自分への叱咤のために読んでみる。肉体的限界がダイレクトに出るスポーツ業界。そこで活躍するアスリートのメンタルはとんでもないものだと思う。夢や目標を持っているのに日々どこか言い訳をしながら生きている凡人の自分には響きまくった。気づけばハイライトだらけに。よく聞く名言も多いが、その言葉がどんな文脈で出て来たのか、潮来のように各アスリート視点から代弁してくれてわかりやすい。さすがコーチングのプロの書いた本。特典もついている。2023/03/22
Q
19
リミテッド ●不安を持つことは自らの成長に必要 ●成功法則は高いレベルにいくほど、その人自身に特化 為末大 ●本物の意欲は他人ではなく自分との比較 ●感謝しつづける人は脳細胞が増える ●弱い負荷しか体験したことのない人は強い負荷に耐えられない。どん底を恐れてはいけない。むしろどん底を共にすべきだ 室伏広治 ●努力は夢中に勝てない 為末 ●どんな場面で笑顔が出るか。それによってそのときの自分のメンタルわかる 岡崎慎司 ●タイムリミットが夢への追い風 中澤佑二 ▷自分との競争。変化を歓迎2020/07/17
しなもんちゃん
10
ネガティブな出来事を自分の成長に必要なものだと捉える→自分の気持ちをコントロールしやすくなる。ネガティブな出来事は悪いことじゃないんだなと思った。2020/07/13