内容説明
速読・多読は必要?何を選び・どう読む?知識をビジネスに直結させる読書術。
目次
第1章 ビジネス書は、成長を加速させるエンジン
第2章 10倍読書の四大原則
第3章 視点を増やす「視点読書」―10倍読書“前篇”
第4章 法則を増やす「法則読書」―10倍読書“後篇”
第5章 10倍読書のアウトプット術
第6章 ミスマッチを防ぐ!10倍読書の選書術
著者等紹介
羽田康祐[ハダコウスケ]
株式会社朝日広告社ストラテジックプランニング部プランニングディレクター。産業能率大学院経営情報学研究科修了(MBA)。日本マーケティング協会マーケティングマスターコース修了。外資系コンサルティングファームなどを経て現職。「外資系コンサルティングファームで培ったロジック」「広告代理店で培った発想力」のハイブリッド思考を武器に、メーカー・金融・小売り等、幅広い業種のクライアントを支援。ハンドルネームはk_bird(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
65
ビジネス書を読んだ後、自分の中で汎用的な使い方のできる「法則」にするために、どのようなステップを踏めばよいかという点を深掘りしている本。知り得た内容をただそのまま実践するのではなく、もう一つ段階を上げて考えてから身に付けようという貪欲な姿勢は良いなと感じた。2021/08/28
ロクシェ
23
評価【◎】ビジネス書に特化した読書術の本。いかにもコンサルタントらしい視座と語り口のため、読み進める感覚は一般的な読書術の本とは一線を画す。著者が提唱する読書の方程式とは【何を考えるべきか?(視点)×どう考えるべきか?(法則)=あなたなりの結論】で、ビジネス書を読む目的は「視点」と「法則」を増やしていくこと。特に響いたのは、カスタマーレビューを「感情的レビュー(△)」「自己本位レビュー(×)」「客観的レビュー(◎)」の3つに分類した233~236Pで、参考にならないレビューの傾向が的確に言語化されている。2023/06/24
しゅうと
22
ビジネス書の読み方に特化した読書術です。2021/08/16
u1
19
ビジネス書を全く読まない人でも、多分コレを読むと思わず読みたくなる、そんな本!「どうしてビジネス書を読んだ方がいいんだろう?」という素朴な疑問に対し、「そもそも自分はどう在りたいと願っているのか?」によってそれは変わるという、当たり前過ぎてハッとする答え。また、昨今流行りのアウトプットの本質について、「インプットした後に自分の中にあるものを外側に出すこと」ではなく、『アウトプット=誰かの役に立ち、ありがとうと言ってもらえること』と表現しており、なぜか体に染み渡る感じがして、心の透明感が上がった気がした!2021/09/20
のん
15
10倍というのは読書量ではなく、学びの量。 ネット記事の殆どは、検索結果の上位に表示されたいので5000字以下。断片的な情報しか得られない。その場限りの消費で終わる。 その点、本なら体系的に理解することができる。 知識だけ持ってても意味がない。 「背景」を見抜く力が重要。 「視点読書」と「法則読書」で得たものをメモアプリに転記する。 それを具体的な実務に落とし込む。 仕事に行き詰まったときなどに「視点・法則リスト」を開き参照すると打開策が得られたりする。2022/10/12