内容説明
KPIマネジメントにおける「実践」に徹底してこだわった最高の伴走者となる1冊。
目次
0 KPIマネジメントの勘どころ
1 MC4確認のためのワークショップ
2 KPIマネジメントのステップ
3 CSFの見つけ方とその事例
4 ケーススタディから学ぶKPIマネジメント事例集
5 KPIマネジメントの体制と進め方
著者等紹介
中尾隆一郎[ナカオリュウイチロウ]
株式会社中尾マネジメント研究所(NMI)代表取締役社長。株式会社旅工房取締役・株式会社LIFULL取締役。1964年5月15日生まれ。大阪府出身。1987年大阪大学工学部卒業。89年同大学大学院修士課程修了。リクルートに29年間勤務。89年株式会社リクルート入社。主に住宅、人材、IT領域を歩み、住宅領域の新規事業であるスーモカウンター推進室室長時代に同事業を6年間で売上30倍、店舗数12倍、従業員数を5倍にした立役者。リクルートテクノロジーズ代表取締役社長、リクルート住まいカンパニー執行役員、リクルートワークス研究所副所長を歴任後、2019年3月株式会社中尾マネジメント研究所(NMI)を設立。専門は事業執行、事業開発、マーケティング、人材採用、組織創り、KPIマネジメント、管理会計など。良い組織づくりの勉強会(TTPS勉強会)主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギルダーツ
12
複数の事例をベースにエッセンスの解説は分かりやすいが、自分の職場に当てはめようとすると、なかなか難しい。業務プロセスの分解から最も重要なところを突き止めてCSFを特定できるかどうかがポイント。2022/03/12
たくみくた
7
50冊目。前職と今の仕事の大きな仕事の違いとして、「定量化」して課題を可視化しやすいと思っていたが、やりたかったのはまさにこのKPIマネジメント。定量・定性の情報から現状把握(見立てる)→課題を見つけ、置くべき指標を解釈(仕立てる)→実行のための介入(動かす)。2022/12/04
とみやん📖
6
こちらも仕事で必要になり通読。 SUUMOカウンターを立ち上げた、リクルート出身の中尾隆一郎さんという方の本。 クリティカル・サクセス・ファクターとそれを測るKPIをひとつに絞り混んで、制約条件理論に基づき、全社で支援、強化し、高頻度で点検するというマネジメント。 大企業だと実践が難しいかもしれないが、プロジェクトごとに設定するのは可能かもしれない。 巻末に予告されている「G-POPマネジメント」に関する本も読んでみたくなった。2023/02/13
Great Eagle
5
中尾氏2冊目のKPI本。分かり易い2020/12/11
ひろ
4
KPIマネジメントと併読。前著PDDSサイクル(Plan, Decide, Do, See)からG-POP(Goal,P re,On,Post)にマネジメントが変わっている。 2冊読んで思ったのは、KPI設定にはビジネスプロセスの理解が重要ということ。プロセスの一番弱いところを見つけて、強化することがCSF。ここが補強されると新たに弱いところを強化。the goalの制約条件理論TOCと同じ。これを見つけることができる力を身につければKPIマネジメントに繋がる。プロセス理解は業務改善だけではない。2021/02/23