自己啓発をやめて哲学をはじめよう

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自己啓発をやめて哲学をはじめよう

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866800271
  • NDC分類 104
  • Cコード C0030

内容説明

自分の可能性を信じれば信じるほど、自己啓発の罠にはまってしまう。ビジネスから社会学・生物学、神・意識の存在など多角的視点で哲学を考察する一冊。

目次

第1章 自己啓発をあきらめる(現代の日本で自己啓発が流行る理由;自己啓発では金銭的な成功が得られない理由;絶望から逃げるのではなく哲学をする ほか)
第2章 神はいるのかという問題(生物の目の構造が教えてくれること;私たちの意識はどう生まれたのか;東洋思想における決定的な弱点 ほか)
第3章 哲学への誘い(古典的な哲学のおおまかな流れ;人間に不幸をもたらす認識について;哲学を進めるときの留意点 ほか)

著者等紹介

酒井穣[サカイジョウ]
株式会社リクシス創業者・取締役副社長CSO(Chief Strategic Officer)、新潟薬科大学客員教授、認定NPOカタリバ理事、介護メディアKAIGO LAB編集長。1972年東京都生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg大学TIAS School for Business and Society経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。商社にて新事業開発に従事後、オランダの精密機械メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後はフリービット株式会社(東証1部)の取締役(人事・長期戦略担当)を経て、東日本大震災をきっかけに独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

36
自己啓発的な本を流し読みする度に「偉そうに上から目線で喋ってんじゃねえぞハゲ!」と怒りを覚えていたが、その怒りが生まれる原因がぼんやりと理解できた気がする。安易な自己啓発、安易な救いに逃げること、それを良しとして、「私は楽になったからみんなもこっちにきたらいい」的な考えで楽な方向へ導こうとする態度。そうした逃げの姿勢を偉そうに語る姿に虫酸が走ったんだきっと。悩み苦しめ。陳腐でシンプルな自分だけのものでいいから、吐き気がするまで思考を積み重ねろ。なるほど自己啓発と哲学との間には天と地ほどの差がある。2019/06/05

ココロココ

20
フォロワーさんのオススメで購入。昨年のコロナ休業の時に購入してしばらく放置していたが、ようやく読了。自己啓発は、自分という個別性の高い対象を扱うのに対し、哲学は自分にだけ当てはまるような個別性の高いものには見向きもせず、この世界一般に適用できる真理を対象にする。生物が少子化という状態に陥るのは、環境の収容能力が限界に達し、その成長が鈍化したときで、脱落者が極端に増えていく未来を予言するサインにほかなりません、って怖いこと書いているなぁ。他にも哲学系の本を積んでいるので、読みたい。2021/03/31

tellme0112

12
返却本のなかから見つけて借りた本。哲学に興味あるなら最初から哲学の本を手にすればよかったな…と。2020/02/25

takam

12
自己啓発は一種の麻薬である。それは宗教やイデオロギーと同じようなものに一見見えるが、私はそう思っていない。自己啓発は「信じれば救われる」という信仰性がある点では宗教とは共通であるが、再現性はないし、普遍性が存在しない。恐らく「信じれば救われる」という宗教が存在しない日本は特に自己啓発というものがどこか信仰の対象になっている気がする。また、日本人は自責かつ精神論が好きなため、そういう考えが受けるのだろう。我々が持つべき能力は、環境と個人の折り合いのつけ方だと思う。そのために哲学は非常に有用なのである。2019/04/30

11
絶望に浸っていた頃、自己啓発書が好きでよく読んでいた。でもいつしか、成果を挙げられるようになってからはそれらが陳腐なものに思え始めた。そして次に傾倒したのが哲学。より本質的に考えさせられ、単なる楽観に終わらないこれにハマった理由は「自分がより求めてたもの」だったから。自己啓発と哲学は非常に近しい存在だという。違いは、興味や好奇心が「つまらないちっぽけな自分」か「終わりのない深さと広さを兼ね備えた世界」のどちらに向いてるかだけ。今の自分ならはっきり分かる。自己啓発なんて現実から目を背けるだけの逃避だと。2019/05/21

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