内容説明
視線の果て、執行草舟は何を見たのか。霊性文明の旗手、竹本忠雄が放つ魂魄の一撃。来たるべき未来へ向けた「執行草舟論」がいま、―
目次
太陽の聖痕 プレリュード
序説
1 新しい神話
2 天使との闘い
3 起きあがるジザン
4 第一の奇蹟 城ヶ島(一九七八年)
5 第二の奇蹟 目黒不動尊(一九七九年)
6 宇宙的霊性と試練
7 破調ラプソディー
8 預言者の回廊
著者等紹介
竹本忠雄[タケモトタダオ]
1932~。日仏両国語での美術・文芸評論家。筑波大学名誉教授、コレージュ・ド・フランス元招聘教授。アンドレ・マルローの側近・研究家として国際的に著名。深層の日本紹介と高度の東西対話に一貫従事し、特に合理偏重の歴史的錯誤からいかに人類は再起すべきかとの観点で霊性文明の復興を提唱し、ヴィジョネール(幻視者)としての自らの一代記をまとめた『未知よりの薔薇』全8巻を89歳で刊行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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