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宮城道雄著作全集〈第4巻〉音楽関係著作

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  • サイズ A5判/ページ数 519p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866770963
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C3373

目次

箏曲(箏曲の変遷;組曲及び古来の名曲 ほか)
三曲 日本音楽(十七絃琴の解説;箏曲として進むべき途 ほか)
おとづれ 宮城会会報(「おとづれ」発刊について;比良=作曲者のことば ほか)
プログラム ラジオテキスト 楽譜 ライナーノート(挨拶文(中菅道雄社中温習会)
挨拶文(改姓披露演奏会) ほか)
著作雑纂(琴曲に早く上達する八つの秘訣―稽古の仕方が間違っていてはいつまでたっても上達しない;歩み寄る東西音楽 ほか)

著者等紹介

宮城道雄[ミヤギミチオ]
1894‐1956。名曲“春の海”の作曲者として知られる宮城道雄は、明治27年(1894)4月7日、神戸三宮居留地内で生まれた。8歳で失明の宣告を受けて以後,自らの道を箏曲地歌に定め、やがて西洋音楽の要素を邦楽に導入することによって、新しい音楽世界を開拓。自己の音楽理念に関する叙述も数多く著した。また、親友の随筆家、内田百〓のすすめで、昭和10年(1935)に最初の随筆集『雨の念仏』を出版して以来、生前に7タイトルの随筆集を出版。音楽家の単なる手すさびの域を越え、文学として一つの世界を確立し、川端康成ら各界から高い評価を得た。演奏家としても一世を風靡したが、昭和31年6月25日、“越天楽変奏曲”を関西交響楽団(現・大阪フィルハーモニー交響楽団)と共演するため大阪へ向かう途次、刈谷駅付近で寝台急行「銀河」より転落、62歳で死去

千葉優子[チバユウコ]
一般財団法人宮城道雄記念館資料室室長、青山学院大学ほか講師。文化庁芸術祭審査委員。『箏を友として―評伝宮城道雄』(2015アルテスパブリッシング)で第28回ミュージック・ペンクラブ・音楽賞、『ドレミを選んだ日本人』(2007 音楽之友社)で第23回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。著書論文多数。「宮城道雄の世界」(2007年NHKラジオ第2にて26回放送)など放送講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。