宮城道雄著作全集〈第3巻〉対談・座談

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866770765
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C3373

目次

琴と尺八(前編 合奏生活;後編 芸談閑話)
対談・座談(名人に芸事の秘訣を聴く座談会;琴の秘訣を宮城道雄氏と語る;宮城道雄氏と内田百鬼園氏とが音楽に就て語る;宮城道雄氏と林芙美子さんの巻=本誌特選 涼風夜話一問一答;春宵あれこれ閑談会;浮世はなれて海上閑談会;新日本音楽の限界;グレゴリアンと日本音楽―アヌイ師と宮城道雄氏の対談;日本音楽と学校教育;駅長と検校=連載/三盃座談会;静けさ=グラフ対談;音楽あれこれ―玄人と素人対談 第二回;宮城道雄 星田一山対談―素晴しい琴の新生 改革も限界内で;問答有用―徳川無声連載対談 第46回;浅春芸談=座談会;宮城道雄と語る=音楽涼風談;耳で見物した欧州みやげばなし―国際民族音楽祭に第一位となる;弾きくらべ 聴きくらべ;『婦人と音楽』を語る―宮城道雄先生と松田トシ先生の対談;芸道よもやま話)

著者等紹介

宮城道雄[ミヤギミチオ]
1894‐1956。名曲“春の海”の作曲者として知られる。明治27年(1894)4月7日、神戸三宮居留地内で生まれた。8歳で失明の宣告を受けて以後、自らの道を箏曲地歌に定め、やがて西洋音楽の要素を邦楽に導入することによって、新しい音楽世界を開拓。自己の音楽理念に関する叙述も数多く著した。また、親友の随筆家、内田百〓のすすめで、昭和10年(1935)に最初の随筆集『雨の念仏』を出版して以来、生前に7タイトルの随筆集を出版。音楽家の単なる手すさびの域を越え、文学として一つの世界を確立し、川端康成ら各界から高い評価を得た。演奏家としても一世を風靡したが、昭和31年6月25日“越天楽変奏曲”を関西交響楽団(現・大阪フィルハーモニー交響楽団)と共演するため大阪へ向かう途次、刈谷駅付近で寝台急行「銀河」より転落、62歳で死去

千葉優子[チバユウコ]
一般財団法人宮城道雄記念館資料室室長、青山学院大学ほか講師。文化庁芸術祭審査委員。『箏を友として―評伝宮城道雄』(2015アルテスパブリッシング)で第28回ミュージック・ペンクラブ・音楽賞、『ドレミを選んだ日本人』(2007音楽之友社)で第23回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。著書論文多数。「宮城道雄の世界」(2007年NHKラジオ第2にて26回放送)など放送講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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