出版社内容情報
物心がつく前からカタツムリに魅了されたきた「かたつむり見習い」の著者によるカタツムリ論。誰もが知っているなじみ深い生きものなのに、意外と知られていないカタツムリの生態や魅力を愛情たっぷりに紹介しつつ、カタツムリの視点から、さまざまな生きづらさや問題を抱える現代人のこれからの生き方のヒントを探る。
内容説明
カタツムリ、その非効率な生き方の魅力。
目次
第1章 カタツムリという、あいまいな生きもの(「カタツムリ」のあいまいな定義;カタツムリの軟体部 ほか)
第2章 地に足の着いた生き方(這うという行動様式;ヘビも這う ほか)
第3章 非効率なカタツムリと、効率的なナメクジ(効率的なナメクジ;カタツムリとナメクジはどう違う ほか)
第4章 「他者を支える」カタツムリ(生態系のなかで;生態系を底辺で支える ほか)
第5章 カタツムリを通して見つめる人間の暮らし(時間感覚;カタツムリとジェンダー ほか)
著者等紹介
野島智司[ノジマサトシ]
「かたつむり見習い」を名乗るネイチャーライター。幼少期からカタツムリに憧れ、小学校を中退して大分県の山の中で「マイマイペース」に育つ。北海道大学大学院地球環境科学研究科および教育学研究科で2つの修士号を取得後、九州大学大学院人間環境学府博士後期課程を中退。現在は福岡県糸島市を拠点に「マイマイ計画」を主宰し、子どもの遊び場を開いたり、フリースクール等で野外フィールドワークを行うなど、身近な自然と人とがつながる場づくりを行っている。筑紫女学園大学非常勤講師。飛鳥未来きずな高等学校非常勤講師。アサヒ飲料「三ツ矢青空たすき」語り部としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
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