出版社内容情報
世界情勢の背景が面白いほどわかる!
「地政学」は現在の世界の国々の関係を読み解くカギといえます。
本書では、各国の領土や国際社会における立ち位置が、経済、外交、軍事にもたらす影響を、地図を交えながら視覚的に解説しています。
本書を読めば、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの争い、アメリカと中国の覇権争いをはじめ、現在の世界情勢の背景とそこに至るまでの過程を理解することができるでしょう。
内容説明
国の位置は経済や外交にどう影響しているのか?世界の情勢の背景が面白いほどわかる。
目次
1 日本
2 アメリカ
3 中国
4 ロシア
5 韓国と北朝鮮
6 東南アジアとインド
7 中東とアフリカ
8 ヨーロッパ
著者等紹介
狩野崇[カノウタカシ]
群馬県出身。花まるグループの進学塾部門であるスクールFCで、社会科や国語などを担当。小学生の頃に歴史の面白さに目覚めて以来、日本全国、世界各地の歴史の舞台を訪ね歩く。「最高に面白い社会科」を、魅力的な蘊蓄と現地の写真・動画とともに語る授業が評判。通常授業以外にも、「戦国の城」「イスラム教入門」「地図から考える世界と日本」など、座学とフィールドワークを融合した講座や、オンライン授業によるバーチャルフィールドワーク講座を次々に展開し、精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白いカラス
2
理解しやすい本でした。今の世界情勢を簡単に知るためにも手軽に理解できる著書だと思いました。2025/03/06
Go Extreme
1
盤面の上で展開されるチェスの攻防 シーパワー ランドパワー ハートランド リムランド ユーラシア大陸の沿岸地域 勢力の均衡 チョークポイント ボトルネック バランス・オブ・パワー バランシング 排他的経済水域 バッファーゾーン 一帯一路構想 九段線 人工島建設 真珠の首飾り戦略 エネルギー供給の要衝 ヨーロッパの火薬庫 孤立主義から自由主義のリーダーへ シェール革命 南下政策 北極海航路 国境地帯の少数民族問題 シーア派とスンニ派対立 イランの核開発問題 植民地支配の遺産 共生社会的な側面 国連海洋法条約2025/04/11
Go Extreme
1
歴史は繰り返さないが韻を踏む 地政学誕生と発展 チョークポイント バランスオブパワー 海域区分 日本: 3つの大国と対峙・海洋国家 ランドパワー失敗→貿易立国へ脱却 領土問題 アメリカ: もとは孤立主義・シーパワー大国 移民問題 世界のエネルギー埋蔵量と消費量 中国: 経済急成長→海洋進出・大陸国家 一帯一路構想 水問題とダム建設 ロシア: ハートランド 軍事同盟 地球の温暖化 韓国と北朝鮮: シー・ランドパワーのバッファゾーン 経済格差と政治体制の隔絶 ヨーロッパ: EUで協調・排外主義に悩むリムランド2024/12/15