内容説明
日本のルーツから平安の始まりまで美しい写真ともに巡る日本古代史。
目次
日本人はどこから来たの?
旧石器と新石器、一体なにが違うの?
縄文土器ってなにがすごいの?
貝塚はなぜ海岸から離れたところにあるの?
縄文時代にも稲が栽培されていたって本当?
弥生時代の人々はどんなところで暮らしていたの?
結局、邪馬台国はどこにあったの?
ここまでの古代史を振り返る!1
日本で初めて築かれた都市は?
最初の天皇ってどんな人?〔ほか〕
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。現在、駒澤大学教授。日本古代史、特に『風土記』を基本史料とした地域史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リュウジ
11
★3全ページにわたるカラー写真の美しさに一目ぼれして購入。歴史の流れではなく、歴史の事象などについてQ&Aのカタチで日本の古代史を解説。この本を読むまで日本の古代は「奈良、平安時代まで」とは知らなかった。当たり前だけど取り上げられている地は奈良が多い。東大寺や山の辺の道、石舞台、法隆寺、平城宮跡などの有名どころはもちろん、二上山、談山神社、西大寺なども古代史の一コマとしてアンサーに出てくる。自分は奈良住み歴約30年。どこもふだんよく通る&行く場所。「なんや俺は日本の古代史の中に暮らしてたんか」と感慨深く。2023/05/27
noko
5
写真が満載の見ていて美しい古代の教科書。卑弥呼は銅鏡を100枚貰ったが、それは三国志でお馴染み魏から。卑弥呼は人とは会わず、千人位の女官がいて、男の立ち入りは弟のみ。その頃は手づかみで魚介類や米を食べていた。都市と言えるのは纏向遺跡、日本最古の都市で計画的なまちづくりがされた。ヤマト政権の拠点だと思われる。日本全国に古墳があるが、ヤマト政権を支持しているという意味があった。7世紀までは古墳を作っていたが、コストの面と仏教伝来で作られなくなった。4世紀間全く記録が無い謎の4世紀があり、何をしていたか不明。2024/06/14
ozoz
4
美しい写真にうっとり。日本の始まりから平安の始めまでと幅広い。難読な?額田王、蝦夷などがでて懐かしいなぁと学生時代を思い出す。2024/02/07
竜玄葉潤
3
高校社会で日本史を取っていなので、今の古代史の正論を知りたくて読んだ。その意味では良書。ただ表題の「世界」は?、シリーズだからしょうがないが。2020/06/02
kaz
2
「世界でいちばん素敵な」「教室」シリーズ。先史時代から平安遷都まで、主に朝廷での出来事を中心に日本の歴史を紹介。このシリーズの多くは小中学生を対象としたものが多いが、この本の内容は主に中学生以上だろうか。大人まで充分に楽しめる。基本的には中学の歴史で学んだ事項が大半と思われるが、再認識の機会になるし、ちょっとした豆知識も嬉しい。2020/08/02
-
- 和書
- 子どもに愛を伝える方法