内容説明
万葉人から現代人まで、思いの丈を山に託して詠んだ歌碑を案内する山旅、併せて見所も。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
12
☆☆☆☆1997年に出た本です。井上優さんは山歩きの本を書いていますが、この本は山中のあるいは山麓の歌碑を紹介しています。範囲は福岡県から九州全域です。わたしはこの本を参考にして九州各地の山に関する文学碑めぐりをしてきました。太宰府には万葉歌碑がいくつもあります。大友旅人、坂上郎女、山上憶良などです。四王子山登山が紹介されています。太宰府近くの宝満山の登山道には清原元輔の歌碑があります。清原元輔は清少納言の父です。かなり登っていくと、芭蕉句碑もあります。「世の人の見つけぬはなや軒の栗」は有名です。 2020/03/20
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- 和書
- 青が散る 文春文庫