目次
天智天皇
持統天皇
柿本人丸
山辺赤人
猿丸大夫/中納言家持
阿倍仲麿/喜撰法師
小野小町
蝉丸
参議篁
僧正遍昭〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
67
本屋でひとめぼれ。百首の歌、百人の歌人の人生をたくさんのステキな写真で感じることができます。ゆかりの地は勿論京都が多いが、全国思わぬところに歌の石碑があり、かつて訪れた土地にもあったことはこの本で知る。本を片手にそれぞれの句を感じる旅をする夢想もまた楽し。早速、来月田子の浦に行く予定だが、今の地名は平安時代に詠まれた場所とは違うことをこの書で知った。それにしても恋の歌が多いですね。百首中43首は恋の歌だそうです。やはり日本人の正月は百人一首がないとねー。2020/01/04
ケニオミ
10
漫画「ちはやふる」を読んでいるおかげで百人一首に興味を感じてます。パラパラめくって、気に入った歌を探そうとしましたが、新たな発見はなかったです。当時の人がどのような恋愛をしていたのか知りたいので、恋愛の歌には関心があります。人の心や気持ちは今と変わらないとは思いますがね。2020/01/26
あおい
9
とにかく写真が綺麗。和歌の現代語訳は当然として当時の桜の名所は?歌枕って何?といったQ&Aも載っています。眺めて楽しい本。世界でいちばん素敵な神社の教室など他のシリーズも読んでみたい。2019/12/20
ソバージュ
6
図書館本。百人一首の意味や背景を写真とともに解説していて、改めて日本の美しさを味わえ魅了される。やはり恋の歌ともに桜の歌が多いんだな。2020/06/06
kaz
2
「世界でいちばん素敵な」「教室」シリーズ。このシリーズの多くは小中学生を対象としたものが多いが、この本の内容はさすがに高校生以上が対象。「『黒髪の乱れ』は寝癖ではなく、男女が共に寝ること」などは、中学生以下に教えるのはちょっと憚られる。それはさておき、歌の解説、歌が詠まれた背景、歌人に関するエピソード等、内容は非常に興味深い。また、対応した写真も美しく、写真を眺めるだけでも楽しめる。これが百人一首の副読本だったら、百人一首の世界がさぞかし好きになっていただろうと思う。 2020/08/04