内容説明
いつもの駅が、いつもより楽しくなる!文字とデザインの鉄道本。日本全国、北海道から沖縄まで、全166社(路線)掲載!
目次
えきもじコレクション 北海道・東北編
えきもじコレクション 関東編
えきもじコレクション 信越・北陸編
えきもじコレクション 東海編
えきもじコレクション 関西編
えきもじコレクション 中国・四国編
えきもじコレクション 九州・沖縄編
著者等紹介
石川祐基[イシカワユウキ]
グラフィックデザイナー。1987年、国鉄民営化翌日、東京生まれ。東京工芸大学芸術学部中退後、沖縄逃亡、アニメーション・デザイン制作会社を経て、2017年、デザイン急行株式会社設立。物心ついたときからの鉄道好きが高じて、大手私鉄2社で計9年間の駅員アルバイトを、学生時代はもちろん社会人になってからも本業の傍ら“二足のわらじ”で継続。2016年より、もじ鉄のための鉄道と文字のウェブマガジン「もじ急行」を制作・運営。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員、でんぱとう会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
26
これはすばらしい、本当に楽しい労作。全国全鉄道の駅名標に使われている書体を悉皆調査。さすが本職デザイナーの著者によるもの、どの会社のものも「これは新ゴ、それもユニバーサルデザインのほう」「これは同じMyriadでも小塚ゴシックの従属欧文」など精査済み、京阪特急書体で遊んだり、巻末のフォントガイドなど、真剣に趣味にハマったプロの技、存分に味わえた。◇そういえば昔東京に進学した時、京阪・阪急見慣れた目には野暮ったく見えたし、その後福岡に転勤したときはとてもカッコよくみえたな。こうしてみると進歩してるんだなあ。2018/06/03
アセロラ
6
北海道から沖縄まで、全国の普通鉄道の駅名標を、1社1路線取り上げ、書体やデザインについて解説しています。167社の圧巻のデータ量で、すごくすごくおもしろいです。駅名標って何気なく見てて、旅行先では写真に撮ることもありましたが、よーく見ていませんでした。こんなに個性豊かだったとは。駅名標や案内板の見方が変わります。なにげない鉄道利用でも、楽しみが増えます。私としては、ご当地イラストがかわいいです。移動だけでなく、電車に乗ることも目的になりそうです。素晴らしい本でした。おすすめです。2019/01/20
スプリント
6
駅名標の写真集です。同じようでいて並べてみると結構違うフォントに気が付かされます。2018/02/25
ふなし
4
乗り鉄な私なのですが、それぞれ鉄道会社さんで違う駅看板も好きです。 大阪に行った際に、環状線の駅看板のバックが黒色なのを見て、かっこいい!と思いましたね~2019/09/09
チョビ
4
鉄、にはいろんな鉄分があるが、まさか(主にプラットフォームにあるプレートの)駅にある書体に関心がある方がいるとは!しかもそこに目をつけたところが不純すぎて好感度高し。主に京急の文字が好きらしく、特集がなかなかよかった、けど7年くらいは見ることはないんだろうなあ、ともう少ししっかり見ておけばよかったと思う。筆者は納得せんかもしれんが、彼のギャグセンス、好きだなあ。2019/01/24