出版社内容情報
「明るい北朝鮮」と呼ばれる国はどこか?
アメリカと中国という超大国の間で生き抜くために、日本にとって東南アジア諸国の重要性は高まっている。しかし、東南アジア諸国や、これらの国のほとんどが加盟するASEAN(東南アジア諸国連合)についての知識が、日本人に広まっているとは言えない。以下の問いにすべて答えられる人はいるだろうか?
●「東南アジア」という概念は、どこの国の軍事侵攻の結果、生まれたか? ●ASEANはなぜ生まれたのか? ●ASEANの結束が高まった、日本が関わる貿易摩擦とは? ●「明るい北朝鮮」と呼ばれる国はどこか? ●「タイ式政権交代」とは何か? ●なぜインドネシアの中華街には漢字が見当たらないのか?
わからなくても大丈夫。池上彰がわかりやすく徹底解説。東南アジア諸国の現代史や日本との関わりがすべてわかる! 東京学芸大学附属高校での白熱講義に、大幅加筆をして書籍化。人気シリーズ、待望の最新刊!
【編集担当からのおすすめ情報】
東南アジアは、日本から比較的近く、また戦争も含めて歴史的なつながりがあるため、いろいろなところで日本の影響が見られます。例えば、ある国は自国の軍隊の曲として、日本の「軍艦マーチ」を採用しています。また、ある国は、日本の学校の、「前へならえ!」のような整列方法を採用しています。さらに、別の国では、「ユニクロ」がおしゃれなデートスポットになっていたり。それらの国がどこなのか、ぜひ、本書でご確認ください。
内容説明
各国の“光と影”を徹底解説。世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ決定版。
目次
第1章 日本との歴史
第2章 ASEANとベトナム
第3章 シンガポールとマレーシア
第4章 インドネシア
第5章 タイとフィリピン
第6章 ポル・ポトとアウンサンスーチー
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすく丁寧な解説で人気を集める。2005年にNHKを退職し、フリージャーナリストに。名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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33 kouch
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ともっこ
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