出版社内容情報
天才と名高い宮廷魔術師団長マレフィクスの補佐官になったミリー。マレフィクスは効率重視で全ての食事を錠剤化したり、「凡庸な人間は私とは違うので休憩したほうがいい」とナチュラル高慢な気遣いをしてきたり、何かとズレている変人だった。愛想笑いで対応するミリーだが、ある日「求婚したい人がいるので口説く練習に付き合ってほしい」と頼まれる。あの団長が求婚!? と浮き立つも、話を聞くうちミリーは確信する――もしかしなくても私のことでは?「これって告白ですか?」「違います」謎の意地を張るマレフィクスにほだされ、ミリーは『練習』を引き受けることに。しかし、変人魔術師が普通のデートをできるはずもなく……!?
内容説明
王国一の天才と名高い魔術師団長マレフィクスの補佐官になったミリー。効率厨でナチュラル高慢な彼に愛想笑いで対応していたが、ある日「求婚したいので口説く練習に付き合ってほしい」と頼まれる。あの団長が恋!?と驚くも、話を聞いて彼女は確信する―求婚相手って私のことでは?「これって告白ですか?」「違います」謎の意地を張る彼にほだされて引き受けたミリー。しかし恋愛指南をするうち、なぜか国を揺るがすヤンデレに育ってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
10
王国一の天才魔術師団長のマレフィクスの補佐官になったミリー。何でも効率主義で、咀嚼する時間さえも無駄だと食材をギュッと凝縮してひと粒にして飲み込んじゃうようなマレフィクス。周りの人間を凡庸な、といいさらりと見下してくる(本人無自覚)。そんなマレフィクスにもニコニコ対応しているミリーにある日マレフィクスが、口説きたい人がいるから練習相手になってほしいと言ってくる。明らかに相手はミリーなのにあくまでそれを認めない。親から愛情をもらえなかったマレフィクスが一心にミリーを想うやり方が斜め上で可愛い。2025/10/02
きけき
0
前置きが長くて読みずらさはあったかも。 でも、これは伏線だったんだとあとの所で何となくわかった。毒親のギャフンは清々しい。2025/11/08
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- 和書
- 翁問答 岩波文庫




