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出版社内容情報
時は大正、活動写真館。若くして浅草六区の写真館館長を務めるという鷹成は、背広を着こなし、言い知れぬ風格を漂わせていた。母を亡くして行くあてのなかった久生は、鷹成に拾われ写真館で働くことに。弁士をはじめとする個性豊かで賑やかな従業員とも打ち解ける中、色事に疎いまま生きてきた久生は、鷹成の距離の近さと、射抜くような熱い眼差しにあたふた…。「逃げられると思うなよ。もう手加減しないからな?」フィルムがつなぐ、めくるめく大正人情浪漫!
内容説明
時は大正、活動写真館。若くして浅草にある写真館館長を務める鷹成は、背広を着こなし、言い知れぬ風格を漂わせていた。母を亡くして行くあてのなかった久生は、鷹成に拾われ写真館で働くことに。弁士をはじめとする個性豊かで賑やかな従業員とも打ち解ける中、色事に疎いまま生きてきた久生は、鷹成の距離の近さと、射抜くような熱い眼差しにあたふた…。「逃げられると思うなよ。もう手加減しないからな?」フィルムがつなぐ、めくるめく大正人情浪漫!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
17
昭和初期が舞台の活動写真館主×天涯孤独な少年。とても良かった!主人公たちだけでなく、弁士たちや映写技師など周囲の人たちもそれぞれ過去に傷を持つ人たちであるが故の深みがある。どこか刹那的で受動的な攻めが活動写真館閉鎖の危機に一生懸命走り回る受の姿を見て変わっていくところも良かった。2023/06/04
みなみ
8
Kindle Unlimited でBL。大正モノ、詐欺師の片棒を担がされた主人公・久生が逃げ込んだ先は活動写真館。館長の鷹成に気に入られた久生は、元華族という偽りの素性を隠したまま活動写真館で働くことになる。個性豊かなメンバーがそれぞれ抱えている事情とは……主人公の嘘がバレるのがクライマックスなのは決まりごとなわけで、そこまでに主人公が周囲に認めてもらうまでの流れが丁寧といえば丁寧だし、長いといえば長いと思った。(ほら結局は予定調和だから……)でもみんなのことを丁寧に描いているのがそのぶん良いというか2023/11/04
へへろ~本舗
4
作者買い。大正時代のお仕事BL。面白くて一気読み。2023/05/10
京子@オランダ
3
思った以上に面白かった!読むか迷ってる人は是非。これ以上は何言ってもネタバレに、、。2023/06/02
stmy
2
久しぶりにBL作品を読みました!とても良かったです!