出版社内容情報
伯爵令嬢アネットは、国同士の絆を深めるべく魔人の国・アランダムに嫁ぐことに。恐ろしい魔神たちが棲む国……と噂されていたが、なんと結婚相手である魔王ゼルラクシュは、アネットが前世で全てを捧げていた推しだった! ひと目見た瞬間、あまりの萌え(と魔王のすさまじい覇気)で鼻血を噴出してしまう。このままでは推しに引かれてしまうし政略結婚のお役目も果たせない! 平常心を保つためにゼルラクシュのぬいぐるみを作って溢れる萌えをぶつけていたら、そこにまさかのゼルラクシュ本人の魂が入ってしまい!?
内容説明
伯爵令嬢アネットは、国同士の絆を深めるべく魔人の国に嫁ぐことに。恐ろしい魔人達が棲む国…と噂されていたが、なんと結婚相手の魔王ゼルラクシュは、彼女が前世で全てを捧げていた推しだった!ひと目見た瞬間、あまりの萌え(と魔王の凄まじい覇気)で鼻血を噴出してしまう。このままでは推しにドン引きされて婚約解消の危機!平常心を保つために魔王のぬいぐるみを作って想いをぶつけていたら、そこにまさかの魔王本人の魂が入ってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有機物ちゃん
6
推しの世界に転生系。オタクの推し活ハイテンションギャグ小説。面白かった~!推しが近づく度に高すぎる魔素+爆萌えに順応できず鼻血を流し、以降周りの人間から「出血なし」と確認されるヒロインに笑ってしまった。わかるよ、オタクは萌えすぎで体調に異常をきたすから。推しぬいを自力で作り、推しとの生活に萌え耐性をつけるべく努力をするヒロインが、家で見てたポスターやグッズの推しでもなくゲームでもなく、この世界で生きる生身の推しなんだと実感して壁オタクから相手の心に寄り添うコミュニケーションになる様子が自然でかなり良かった2024/06/24