内容説明
聖印伝説のために王太子ハーラルトと“運命の恋人”認定されてしまった侯爵令嬢のリリー。彼と深い愛の絆で結ばれていると言われ大混乱するものの、聖印のやっかいな副作用のせいで窮地に追い込まれて逃げるのもままならない。その上ハーラルトは何故か昔からリリーを知っているようで…「私は貴女との約束を守るつもりでいるんだよ」と意味深に優しく微笑まれ心乱れてしまう。しかし、リリーには聖印にまつわる人に言えない秘密があって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
6
タイトルから連想したのとは「遠慮」の理由が全く異なり、とても可愛らしいお話だった。【ヒロインが病弱】という設定が個人的に好きな上、彼女の性格が『世間知らずで素直だけど頑固』という、卑屈さのない「世間知らず」が可愛らしく、彼女の周囲が「狡猾な大人ばかり」なだけに、ヒロインの初心さが際立ち、ひたすら彼女を求める王太子の、強引でありながらも彼女を傷つける事が出来ないギリギリ我慢?なアレコレも良かった。丁寧に描かれた物語で、長めのお話にも関わらず、一気に読了。とても面白かった。2020/10/08
六花
0
えー短い!って思った気がする2023/08/01
くずいれ
0
ハピエン 王子がもう全力だった2022/05/13