出版社内容情報
 日本人にとって英語を「話す」ことは長年の課題とされていますが、実際には高度な語彙や複雑な構文を駆使せずに、日本人がすでに持っている英語スキルで日常的なコミュニケーションは十分に成立します。
 本書では、日本人が英会話に苦手意識を持つ主な要因として、「実践的な対話経験の不足」と「インプットされた知識を即座に運用する力の欠如」に着目。英語を話すために本当に必要な思考プロセスを明らかにします。
章構成は、英語を効果的に運用するための5つのアプローチーー①自動化されたパターンへの対応、②句動詞を活用した自然な表現、③品詞の転換による柔軟な言い換え、④英語でのオノマトペ表現、⑤無生物主語を用いた客観的な記述ーーといった5つの軸で展開します。
 上記の視点に基づき、日常で頻出するフレーズを掲載し、各表現は「伝えたい内容」→「日本語的な思考過程」→「シンプルな英訳」という3段階で整理しました。読者が思考と言語の橋渡しを実感できる構成となっています。「難しい英語」を目指すのではなく、「使える英語」への第一歩を踏み出したい方に最適の1冊です。
【目次】

              

