出版社内容情報
心理学×経済学=行動経済学≒マーケティング!
人間の行動が感情や心理に左右される現象を、ルール化してまとめた学問である行動経済学を、店舗からBtoBまで実際のビジネス(マーケティングなど)に、どのように応用するかについて、豊富な具体例や誰にでも思いあたる事例を用いながら、行動経済学の原則や効果を意識して、現実的に使いこなすことに主眼を置いてわかりやすく解説。
販売促進や価格決定、キャッチコピーを書くときに役立つ行動経済学について解説し、商談や販促のための広告表現、売場で活用できる実践的な理論と事例を豊富に詰め込んでいます!
本書を読めば驚くほどに、モノを売る仕掛けを作れるようになる!
内容説明
すぐに試せて、結果が出る!「無意識」を味方にして人を動かす41テクニック。
目次
プロローグ 個人にも!会社にも!「行動経済学」は役に立つ(BtoBにおいても「非合理的な判断」が下されるワケ;BtoBにおいては行動経済学を「逆手にとる」といい!)
第1章 売り方/商談 売り方の視点を変えると売上は激伸びする!(即決購入してもらうには選択肢を3つにする[選択のパラドクス];売れはじめた商品の拡販は人気を演出する[バンドワゴン効果] ほか)
第2章 広告表現 「それなら欲しい!」と言わせる表現を探せ!(高額商品を売るなら表現手法を工夫する[フレーミング効果];買物での失敗を恐れる人には第三者の評価を伝える[ウィンザー効果] ほか)
第3章 価格決定 値札のつけ方一つで利益は大きく変わる!(高額商品を売るなら価格を武器にする[ヴェブレン効果];価格をおトクに感じてもらうには比較を見せる[アンカリング効果] ほか)
第4章 ブランド化 長く愛される商品を育てるにはココに着目する!(ファンを固定化するには統一イメージを発信する[一貫性の原理];ユーザーを本気にするなら小さな同意からはじめる[コミットメント] ほか)
著者等紹介
弓削徹[ユゲトオル]
製造業マーケティングコンサルタント。日本工業大学大学院技術経営研究科教授。復興庁監修委員。中小機構復興支援アドバイザー。日本の土台である中小製造業を支える、マーケティングコンサルタントとして活動。「ノートパソコン」の命名者。全国の商工会議所、経済団体、企業で800回超の講師を務める。テーマは販売促進、展示会の活用法、キャッチコピー作成など。いずれの講座も、フクザツなマーケティングのテーマを、明解なキーワードや図解で伝える内容はわかりやすく、実践しやすいと好評テレビ、ラジオにコメンテーター出演、経営誌紙に寄稿、取材協力を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。