出版社内容情報
ディズニー作品は、その魅力的なキャラクターと心温まる物語で、世界中の人々に愛され続けています。その成功の背景には、多様なバックグラウンドを持つ人材を受け入れ、「全員を機能させる」という合理的な人材育成メソッド、そしてウォルトディズニーの強力な人材育成哲学があります。
この本では、オリエンタルランドで20年にわたる人材育成の実践経験を持つ著者が、ディズニーの人材育成メソッドの秘密を解き明かします。ディズニーが創業当初から大切にしている三つの柱、①ミッション、②チーム、③コミュニケーションの要素がどのように組織の多様性を強みに変え、高いホスピタリティを実現し、同時に従業員の成長を促す環境を作り出しているのかを、具体的な事例とともに解説します。リーダーや経営者、組織のポテンシャルを最大限に引き出したい人にとって必読の書です。
内容説明
ディズニーでは人材に優劣をつけたり放置したりしません。どの人も「当たり前のこと」を確実にできるしくみを作り全員を機能させるという考えがあるからです。
目次
第1章 どんな人も活躍できるディズニーのしくみ10原則(常にゴールを意識させる;しくみで全員を機能させる ほか)
第2章 GOAL―会社のゴールが全員に見えるしくみを作る(会社の課題を見つけたい―3つの提案をしてトップと課題を共有する;企業理念を社内に浸透させたい―500字のストーリーで伝える ほか)
第3章 MISSION―1人ひとりが動くしくみを作る(ミスなく仕事ができるようにさせたい―5つのステップで定着させる;経験の浅いメンバーに目標を持たせたい―仕事のレベルを段階的に上げ、成功体験を積ませる ほか)
第4章 TEAM―チームが機能するしくみを作る(チームの雰囲気を明るくしたい―クレームを必ず集計し、多い順に解決していく;チームにねばり強さを持たせたい―小さな作業こそ習慣化させる ほか)
第5章 COMMUNICATION―エネルギーが生まれるしくみを作る(話をして信頼関係を築きたい―相手が言いたいことを言葉にして返す;職場に会話を増やしたい―自分のキャラクターをわかりやすくしておく ほか)
著者等紹介
大住力[オオスミリキ]
ソコリキ教育研究所代表。Hope&Wish公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を代表。大学卒業後、株式会社オリエンタルランドに入社。約20年間、人材教育、東京ディズニーシー、イクスピアリなどのプロジェクト推進、運営、マネジメントに携わったのち退職。その後、「Hope&Wish公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」を創設。2020年に同法人は日本における「働きがいのある会社ランキング小規模部門第3位」、アジア地域における「働きがいのある会社ランキング中規模部門第17位」を受賞。東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティア人材育成統括も務める。これまでに業種業態を超えた行政、企業、団体に講演、人材教育指導、コンサルティングをおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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