出版社内容情報
中国の急台頭、新型コロナ禍など、日本経済の環境は激変し、先行きが極めて不透明になっている中、再び国債への注目度が高まっています。豊富な資料を基に国債のこれからを解説します。
内容説明
その思い込みが危ない!!世にはびこる国債のエセ知識。「財政破綻論」「国債暴落論」は、いもしないオバケを疑似体験して、ワーキャー騒ぐようなものである!
目次
1章 まず「これ」を知らなくては始まらない―そもそも「国債」って何だろう?(企業は金を借りて運営する、国も同じ;政府は予算を立て、「足りない額の国債」を発行する ほか)
2章 世にはびこる国債のエセ知識―その思い込みが危ない(何の知識もなく語っている人が多すぎる;「倹約をよしとする」と「借金は悪」となる ほか)
3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」―「バカな経済論」に惑わされないために(なぜ財務省は「財政破綻する」と騒いでいるのか?;財務省ロジックに乗っかる人々もいる ほか)
4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話―結局、何をどうすれば経済は上向くのか(経済を「道徳」で考えると、大きく見誤る;政府がお金を使うということは、国内にお金を巡らせること ほか)
5章 「国債」がわかれば、「投資」もわかる―銀行に預けるくらいなら国債を買え(国債は金融商品の「プレーンバニラ」;低金利下では、国債が最強の金融商品 ほか)
著者等紹介
〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本で経済の最重要問題といえる、バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとった。2008年退官。その後内閣官房参与などもつとめ、現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。ユーチューバーとしても活躍する。第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、ベスト・ロングセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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