出版社内容情報
山口県下関市に本社を置くコプロスは、創業1946年の「メーカー型総合建設業」。地元・下関のシンボル「関門橋」の施工を手がけるなど、多彩な土木・建築事業に取り組む一方、積極的な技術・工法の開発と導入に取り組む。とりわけ特許工法である「ケコム工法」は、国内では公益社団法人日本推進技術協会「黒瀬賞」、海外では国際非開削技術協会「No-Dig Award」を受賞するなど、世界一の技術として高く評価されている。また、近年ではケコム工法を応用して、地中に廃棄物をメタン発酵させる槽を設置するバイオマスガス発電プラントを開発するなど、さらなる分野への挑戦を続けている。
しかし、同社の躍進の理由は、これらの技術以上に、人づくりの取り組みにあった。
積極的な新卒採用、新人は手取り足取りで徹底的に構う、など、入社5年で1億円の案件を担当できるまでになる、コプロスのユニークな人材戦略を紹介する。株式会社武蔵野・小山昇社長推薦!
内容説明
採用、教育、環境づくりで利益2倍!業績をあげるために、先に人を増やしてから育てる!
目次
序章 人をつくる人材戦略はなぜ生まれたか(「人がやらないこと」をやり続けてピンチに陥る;公共工事削減が追い打ちをかけ、売上約30億円ダウン ほか)
第1章 人を増やす人材戦略(組織の若返りの必要性を痛感し、「新卒採用」をスタートすることに;試行錯誤しながら、新入社員の定着率アップを目指す ほか)
第2章 教育で人をつくる(社員を「人財」にするか、「人罪」にするかを分けるものとは?;コプロスが取り組んだ環境整備 ほか)
第3章 働きやすさが人をつくる(「経営計画書」でコプロスのルールを明確にする;「経営計画書」のすごい効果 ほか)
第4章 人をつくる経営(売上拡大のためにランチェスター戦略をスタート;営業力の強化で、コプロスの武器がまた1つ加わった ほか)
著者等紹介
宮〓薫[ミヤザキカオル]
株式会社コプロス代表取締役社長。1958年、山口県下関市生まれ。武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部卒業。米国建機会社で働いた後、父が経営する株式会社共栄土建(1991年に株式会社コプロスに改称)に入る。1995年より現職。工学博士。コプロスは、創業1946年の「メーカー型総合建設業」。地元・下関のシンボル「関門橋」の施工を手がけるなど、多彩な土木・建築事業に取り組む一方、積極的な技術・工法の開発と導入に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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