出版社内容情報
お金はどうやってできて、どのように世の中を回っているのか?
日本はお金の教育遅れていると言われて久しいなか、新進気鋭の経済アナリストで金融教育の会社も経営する森永康平氏が一生お金で苦労しないためのお金の知識を解説する。中学生から大人まで、使う、貯める、稼ぐ、増やす、そして減らさないといったお金の基本的な仕組みから経済のことまで、豊富な図解とイラストでスッキリ理解できる一冊です。
内容説明
経済が全くわからない人でもサクサク読めてどんどん身につく!最新の「お金の常識」。
目次
プロローグ お金の常識って何だろう?
1章 「使う」「貯める」「増やす」お金の基本を知ろう!
2章 お金を稼ぐことについて教えて
3章 将来のお金はどうやって蓄えればいいの?
4章 最新のお金について教えて
5章 そもそもお金はどうやって世の中を回っているの?
エピローグ 新しいお金の考え方
著者等紹介
森永康平[モリナガコウヘイ]
金融教育ベンチャーの株式会社マネネCEO、経済アナリスト。証券会社や運用会社にてアナリスト、ストラテジストとしてリサーチ業務に従事。その後はインドネシア、台湾、マレーシアなどアジア各国にて法人や新規事業を立ち上げ、各社のCEOおよび取締役を歴任。現在は複数のベンチャー企業のCOOやCFOも兼任している。日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
12
学ぶ機会が少ないお金について、わかりやすく解説した本。お金の機能や役割に加え、為替や投資、現代貨幣理論にまで触れておりは内容は多岐にわたる。日本人は投資マインドが低いという指摘は確かにと思う。自身投資=損であり、貯蓄が善であるという思想が刷り込まれていることは実感できるが、必ずしもそうではなく考え方の転換が必要と感じた。必ず利益が出る投資などあるはずもなく、リスクを考え選択するという理解の不足を知る。目先の利益に惑わされず、かといって一方的に避けるのではなくきちんと知ることの必要性を感じた。2021/08/11
えいなえいな
8
お金の使い方が下手くそな私ですが、NISAやらiDeCoみたいな投資をしてみるのも悪くないんじゃないかと考えてみたりしています。その前にもっと勉強をしないといけないと思い、最近は図書館でお金の本ばかり借りています。働けど働けど暮らしは楽にならず、じっと手を見るような生活は卒業したいものです。2024/03/15
ツヨシ244
8
子を持つ親として、いつかお金の話はしておきたいという思いがあり読みました。森永卓郎氏の息子さんの著書で、ちょうど私と同い年なので似たように考えたのかもしれません。 内容としては中学生で習う経済レベルから、ちょっと詳しいお金の仕組み、電子マネーまで参考になりました。自分としても知らなかったことや勘違いしていたことも沢山あり、復習できました。 PERなどの経済指標は投資の参考になること、2050年のGDPは前に読んだ本より悪く世界7位になるという予想が出ていることが印象に残りました。2021/09/12
柊
5
歴史に見ても、滅ぶのはたいがいがその時勢に適応できなかった人たちだ。たとえば電子マネーをなんとなく忌避したり、投資に対して悪い印象(ずっと昔のライブドアの頃とか)を抱いたりしてる人は、いずれどこかで生き辛くなってしまうんだと思う。昔と今では経済の細かい部分がどんどん変わっているからこそ、時代に適応したリテラシーや、行動をしないとならない。2023/08/23
maa
4
prime readingにて。ちょっと難しいなと思うところもあったけど、勉強になったかな。読みやすかった◎2023/12/29