出版社内容情報
地方起業の教科書
内容説明
首都圏依存はもう古い!田舎で稼ぐ新しい働き方。
目次
第1部 マインドセット編(「東京から地方へ」の流れは加速している;地方の人ほど「地方のポテンシャル」に気づいていない ほか)
第2部 基礎編(「お客さまは誰か」を明確にする;「社会課題解決ビジネス」と「感動創造ビジネス」を融合させる ほか)
第3部 実践編(地方で成功するビジネスモデル;起業に役立つ「ワークシート」 ほか)
第4部 行動編(スケジュールを逆算して目標に近づこう;5 Year Planningで長期的なビジョンを持とう ほか)
付録 ワークシート集
著者等紹介
中川直洋[ナカガワナオヒロ]
公益社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト代表理事、総務省地域力創造アドバイザー、(株)ゴーゴーカレーグループ副社長、弥蔵舎(株)代表取締役、社会起業大学講師、三重県明和町観光大使。三重県出身。みずほ証券(旧勧角証券)を経て、2002年ワタミ(株)へ入社。執行役員社長室長となる。その後、営業推進本部長としてインバウンドなど新規事業を立ち上げる。2010年からみんなの夢アワードの総合プロデューサーとして、ソーシャルビジネスや社会的事業などの育成に取り組む。現在は地方創生への取り組み、全国でビジネスセミナー・コンテストを展開。企業顧問も多数契約(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Mayu
5
起業するにあたってまず自分の情熱をどのように具体的な計画につなげるべきか、わかりやすいフレームワークが提供されていて、「地方」起業だけじゃなく、汎用性がある内容と感じました。一方で地方ならではのメリットが沢山あることもよくわかりました。パーパス経営という言葉を良く聞くようになりましたが、これは規模に関わらずどんな企業にも必要なことなんだろうな。著者が実践されているジャパンチャレンジャープロジェクトという活動にもとても興味が湧きました。持続可能性とか三方よしみたいな考えは昔から日本にあったアイディアだと思う2025/03/18
モーリー
5
地方起業のメリットに2割、起業するための準備に8割。地方起業に興味がある人への入門書。紹介されていたブレストカードは使ってみたいと思う。2021/08/03
ぼっこれあんにゃ
5
◯藤野さんの「はじめに」が、素晴らしい。曰く、ニトリ、ユニクロ、しまむら、セリアなど、大きく成長した会社には「地方発」が多い。なぜ地方発の起業で「確実に、しかも大きく稼げる」のか。それは、「地方で勝てるビジネスモデル」がそのまま「日本で勝てるビジネスモデル」であり、ひいては「世界で勝てるビジネスモデル」につながるからです。逆に「東京」という、狭い土地に多くの人が住んでいる「極めて特殊な市場」で勝負をし、勝ったところで、そのビジネスモデルはほかで通用しません。東京のような特殊な市場は、ほかにないからです。2021/07/18
Танечка (たーにゃ)
4
地方で通用するビジネスモデルは東京でも通用するが、東京で通用したビジネスモデルは地方では通用しないかもしれないというのはなるほどねーという感じ。東京は特殊な場所なので (人が多く集まる、公共交通が便利)、東京でうまくいったビジネスが地方に支店を出したけどすぐ撤退、というケースはうちの近所でも覚えがあるぞ…。2022/10/28
くらーく
2
良くわかる。アイデアまでなら帰省する度に思いつくわ。でも、業にするまでには、本書のような支援が必要なのね。ただ、地方起業ってサービス業に偏っていて、飲食サービスばかりになるのは仕方ないのかねえ。今のような感染症や風水害にあうと、すぐに廃業になりそうなのよね。それもまた新陳代謝が良い地方起業なのかねえ。2021/01/06