出版社内容情報
経済発展の停滞、人間関係の複雑さなどの影響か、社会から鷹揚な空気が薄れ、他人の失敗を「許さない」尖ったきびしさが充満、結果として心を病む人が増えている。
特に今はコロナの影響で、他者の行動に過敏に反応する流れ(粗探し)が、時として閉塞感を生じさせる。
「許さない人」は、その狭量から自身も「許されない人」になってしまう、その悪循環を断ち切るための心の育て方について、事例をもとに解説する。
内容説明
モヤモヤして眠れない、イライラしてココロもカラダもぐったり―そんな自分を苦しめる「許せない!」思いを手ばなして、スッキリ・清々しい毎日を手に入れましょう!
目次
第1章 許せないにはワケがある(尊敬するあなたへ;「許し、許されるための旅」へと出かけましょう ほか)
第2章 人はなぜ「覚えてしまう」のか?(「許せない」を避けられないのはなぜだろう?;エサを横取りされたコイはどうなるでしょうか? ほか)
第3章 人は愚かな生き物なのか?(あなたは同窓会に行きますか?;人と犬が友だちになれるワケ ほか)
第4章 許す力、許される力(「許せない」とは何なのか?;最強の感情、「感謝」の効果とは? ほか)
著者等紹介
杉山崇[スギヤマタカシ]
心理学者。臨床心理士。神奈川大学人間科学部・大学院人間科学研究科教授。心理相談センター所長。公益社団法人日本心理学会代議員。1970年、下関生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科にて心理学を専攻。在学中から、子育て支援、障害児教育、犯罪者矯正、職場のメンタルヘルスなど、さまざまな心理系の職域を経験。心理学と脳科学を融合した次世代型の心理療法を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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浮草
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ishida