出版社内容情報
インターネットを利用し、文字だけでやり取りする「テキスト会議」。
会議室に集まる必要がなく、全員が時間をそろえて参加する必要がないなどメリットの多い会議形式ですが、
文字だけのコミュニケーションはどうしても誤解や認識齟齬を生みやすく、
会議での混乱や揉め事が起こりやすくなってしまいます。
「自分のコメントが、意図とは違う読み方をされてしまった…」
「議論があちこちに発散し、1つのことを決めるのに長い時間がかかる…」
「ちょっとした行き違いから言い争いが始まり、なかなか誤解が解けない…」
このような問題の原因は、「テキスト会議」に特化した運用ルールがないことです。
対面の会議ではすでにいくつかの運用ルールが提唱されていますが、
テキスト会議の運用ルールは、これまでほとんど整備されて来ませんでした。
テキスト会議は、相手の表情が見えない、声のトーンで感情を判断できないなど、
対面の会議にはない特徴をいくつも持っています。
それならば、運用ルールもテキスト会議に沿ったものを用意しなくてはなりません。
本書は、これらの特徴や対面の会議との違いをよく理解した上で、
テキスト会議に特化した運用ルールをまとめて『議事法』として成文化したものです。
豊富な実例を交えてルールを解説し、『テキスト議事法』の導入から実践までをまとめています。
標準的な運用ルールを導入することで、混乱や揉め事が起きることなく
テキスト会議が進められることを目指した一冊です。
内容説明
会議の運用方法を豊富な具体例で徹底解説!「文字による会議」を成功に導くメソッド!導入から実践まで。
目次
第1章 テキスト議事法とは何か
第2章 テキスト議事法の導入方法
第3章 審議
第4章 採決
第5章 協議と報告
第6章 監査
第7章 禁止行為
第8章 懲罰
第9章 発言録
第10章 緊急対応
テキスト議事法 1.0版
著者等紹介
宮野清隆[ミヤノキヨタカ]
株式会社シスデイズ代表取締役社長、年収1,000万円以上の交流グループ「HighSociety Japan」代表、高IQ団体「JAPAN MENSA」会員(副会長・財務担当・法務担当等を歴任)。高度情報処理技術者試験であるプロジェクトマネージャ試験(PM)、アプリケーションエンジニア試験(AE、現・システムアーキテクト試験)、テクニカルエンジニア(データベース)試験(DB、現・データベーススペシャリスト試験)などを、いずれも27歳までに取得した、ITのスペシャリスト。HighSociety JapanやJAPAN MENSAを含めた3つの団体での運営経験と、多数のシステム開発プロジェクトでのマネジメント経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。