出版社内容情報
大学卒業後、親の言う通り、公務員を目指していたが見事玉砕。やりたいことのないダメダメアルバイト青年が、哲学の師とビジネスコーチと出会ったことにより、前を向く、成長するとはどういうことかを知り、一つひとつ成長していく物語。夢も目標もなく、ただ時間つぶしにバイトをしている主人公は、公務員を目指す専門学校も休みがちであった。好きなのは、カレーだけ。カレーに関しては、いろいろなお店を訪ねて食べ比べたり、自分で作ってみたりしている。この時だけが幸せ、ともいえる。ある日、いつものようにやる気なくバイトをしていたところ、金髪のおっさんが店長と共にやってきた。どうやら、店長にアドバイスをしに来たとのことだが、なぜか主人公までセミナーに参加する羽目に。さらに、そのセミナー後、商店街で「哲学カフェ」という怪しげなカフェの前で、ひげ面のこれまた怪しげなおっさんに出会う。彼を信じるならば、哲学者で、このカフェで哲学について考えたり教えたりもしているとか。カレーもあるというので、覗いてみることにしたのだが、その決断がえらい目に。。。2人のおっさんと出会ったせいで、へんてこな毎日が始まってしまった。でも…悪くない。公務員をあきらめ、バイトを辞めて就職した先は超ブラック企業だし、ようやく抜け出したと思ったら、今度はインド?一人の青年が、働くとは何か、生きていくとは何かについて考えることにより、仕事、人生、人間関係について学び、実践し、成長していく物語。
内容説明
ある日いきなり、ボクの人生に金髪のビジネスコンサル(5辛)とヒゲの哲学者(大盛)が現れた。なぜ、このおやじたちはボクに構うのか。そして、ボクの人生はいったいどうなってしまうのか―。働く人が今を生き抜くためのビジネス哲学者。
目次
第1章 一度きりの人生に“楽しい”は必要か
第2章 “何のため”に働くのか
第3章 自分の選択を“正解”にする
第4章 人生を切り開く武器“哲学”
第5章 さえないボクの“幸せ”な生き方
鼎談―「あとがき」にかえて(ビジネスコーチ・一圓克彦×哲学者・小川仁志×中司祉岐(主人公モデル))
著者等紹介
一圓克彦[イチエンカツヒコ]
リピーター創出専門コンサルタント。顧客リピート総合研究所株式会社代表取締役。大阪府生まれ。飲食業や福祉事業、IT事業や製造業など大小8業種、12社の企業経営を自ら経験した超実践型の経営コンサルタント
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者。山口大学国際総合科学部教授。京都府生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)、商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴を持つ。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践中。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」では指南役を務める
中司祉岐[ナカズカヨシキ]
株式会社日報ステーション代表取締役。山口県生まれ。高校卒業後、零細飲食店に入社。集客を担当し来店数10倍、客単価2倍を実現。その後、大手アパレルチェーンに転職、販売員として全国トップテンに入る業績を上げる。その営業・販売の実績は日々のメモ(日報)を活用した結果であったことから、そのノウハウを生かして、世の中にないビジネスをしようと決意し独立。日報コンサルティングを始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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