出版社内容情報
ケンブリッジで学んだ心理学の知見を交えて、段取り力を劇的に高め、相手の期待を上回るパフォーマンスを示す方法を解説。
内容説明
いかに無駄なく、時間を効率的に使いながら、描いた完成図に到達するか!人生を変える50のメソッド。偏差値30台・勉強嫌いのナマケモノだった著者がケンブリッジで学んだ行動習慣。
目次
第1章 ゴールまでの道のりを描こう(ゴールの向こう側の景色をイメージする;「そもそも」でブレない軸を作る ほか)
第2章 頭の中をスッキリと整理しよう(頭の中をできるだけ空っぽにする;「一言で言うと?」を問いかける ほか)
第3章 コミュニケーションで段取りを加速させよう(相手の頭の中にある言葉をイメージする;メールは短く、短く、そして早く ほか)
第4章 集中できる環境をつくろう(モノを整理して段取りをスムーズに進める;明日の準備は寝る前にする ほか)
第5章 段取り力を高める習慣(日頃からコミュニケーションする;振り返りで直観力を磨く ほか)
著者等紹介
塚本亮[ツカモトリョウ]
1984年京都生まれ。同志社大学に現役合格。卒業後、ケンブリッジ大学大学院で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
56
★★★★☆ 自分の強みを最大限に発揮するための仕事の仕方「段取り術」を1分程度で読める50のメソッドにまとめた一冊。日本は世界的にみても非常に労働生産性が低く、頑張っている割には成果を生み出していない。いつも忙しい忙しいと言っている人の多くは、懸命に仕事はしているが効率が悪く、成果がでていない。日本の状況はまさにこれ。その原因は「段取りが悪い」ということ。段取り力を鍛えて仕事の生産性を高め、短い時間で成果をだせるようになれば、プライベードを楽しむ時間も増やすことができて、一石二鳥だと思う。2023/01/07
ニッポニア
38
何事も段取りにより、効率化できる。当たり前のことですね。しかし重要です。以下メモ。軸を持って、限界を突破。意思決定の期限が来たらあれこれ考えず決断実行。逆算と積み上げの両方で考える。ちょっと悲観的なプランをベースに考える。質を上げるために無駄を削る。簡単タスクでリズムを作り出す。振り返りの時間を設けることで人は学習する。相手を動かすためには、相手の心理的ハードルを下げることが重要。2022/11/05
ma-san
6
冒頭以外あまり1分間が出てこないが、全体通じて1分間だけでも段取り考えましょうという意味か。よくある時短術だけど、受け手の心理的ハードル下げるという考えは良いと思う。2024/06/15
dolce vita
6
段取りが苦手な人がいる。優先順位のつけ方が分からず見通しがもてないのだと思う。闇雲に手をつけて、中途半端に散らかしていく。許容範囲を超えているだろう人を眺め、大変そうだとは思っても口を出すと更に大変にさせてしまうと思い黙っていることは多い。一方でスッキリ仕事をこなす人がいる。ドライで明確で簡潔に、整理整頓も上手い。本書では段取りだけでなくコミュニケーションの方法や整理の仕方なども紹介されているのがいいと思う。仕事だけでなく生きやすくなる人もいるかもしれない。#NetGalleyJP2019/05/14
茶幸才斎
5
筆者の名前が私の小学校時代の同級生と同じで驚いた。当然、無関係だ。ゴールを明確にし、効率的に時間を使い、必要なタスクを計画的に実行していく方法を、50のトピックで紹介している。読みやすいので若い人に一読を勧める。以下、私見である。得てして、急な仕事は朝一か夕方に突如やってくる。しかも「緊急だが重要でない」などの生易しいものではなく、「緊急かつ重要、よって部長まで説明が必要」なやつが飛び込んでくる。おかげで当日ないし翌日の段取りが全て吹っ飛ぶ。段取りとは、賽の河原の石積みのようなものに思える。遺憾なことに。2021/01/06
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