出版社内容情報
大恋愛で結婚した著者夫婦。子どもたちも立派に独り立ちし、さあこれからという時に、夫は加齢による「ボケ症状」を発症。介護問題に直面することになった。戸惑い・苦悩を生来のポジティブ思考で乗り切れるようになった過程を描く。
内容説明
大学時代に恋に落ち、結婚して57年。ボケた夫に寄り添った5年間を想えば、男として・女として歩むべき道が見えてくる。
目次
1 ボケ夫と暮らした5年の日々(ボケ夫と暮らした5年の日々;寿命による自然死 ほか)
2 認知症との関わりと学び(認知症への気づき;認知症を持つ人への誤解 ほか)
3 脳を探究する(生き物の脳;人間の雄の脳・雌の脳は違う ほか)
4 長寿社会の幸せへのヒント(夫婦の幸せを考える;身体感覚を甦らせる ほか)
5 残された道 女性の出番(パリテ・民主主義;気づきを表現し、行動し、連帯しよう ほか)
著者等紹介
佐藤禮子[サトウレイコ]
1938年東京生まれ。お茶の水女子大学附属幼稚園~高校まで在学。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻、博士課程単位取得。結婚後、双子を含む2女2男を出産。前東京都婦人情報センター初代専門員。東京YWCA学院、東洋英和女学院短期大学、東京女子短期大学、千葉県立衛生短期大学等で社会学非常勤講師を務める。豊島清掃工場建設反対運動に関わり、止めよう!ダイオキシン汚染・東日本ネット代表、カネミ油症被害者支援センター(YSC)共同代表。日本婦人問題懇話会、東京YMCA、ガールスカウト日本連盟、東京23区とことん討論会などに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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