出版社内容情報
愛知県蒲郡市にある竹島水族館。古くて小さいのに入場者数は年間33万人を突破する竹島水族館の人気のワケは、職員手作りのユニークな展示。その中でも特に話題になっている魚の履歴書「魚歴書」を書籍化。
内容説明
深海生物の数は日本一!へんな水族館のへんなさかながいっぱい!読めばギョッとする!さかなのせつめい書。
目次
第1章 見ためはへんでも愛される!竹島水族館の人気者編
第2章 くら~いところでモジモジ…へんなすがたの深海魚編
第3章 きれいだけどドンクサイ?!キラキラ熱帯魚編
第4章 一度見たら忘れない!ちょっとへんな顔の海水魚編
第5章 オッチョコチョイでつかまった!竹島水族館のちかくにすんでいた魚編
第6章 怪獣みたいで覚えにくい―ちょっとへんな名前の淡水魚編
第7章 ジミすぎて忘れられる生き物編
著者等紹介
小林龍二[コバヤシリュウジ]
1981年愛知県蒲郡市生まれ。北里大学水産学部(現・海洋生命科学部)卒業。2003年に竹島水族館の飼育員になり、2015年から館長に就任。竹島水族館の大改革を行い、年間12万人だった入館者数を39万人にまで増やす。メダカをこよなく愛し、趣味で5品種500匹を育ている。「愛知めだか愛好会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shiho♪
29
図書館児童書棚。愛知県で有名な水族館に名古屋港水族館や南知多ビーチランドがありますが、こちらの竹島水族館は小さくてアットホームな水族館。私も一度行ったことがあります。年間12万ほどの来館者だったのが、本書の手書きカンバンや深海生物(タカアシガニが有名)がウケて39万人にまで増やしたミラクル水族館。手書きの「魚歴書」が楽しいのはもちろん、ビンボー水族館ならではのエピソードも楽しい。すべての覚悟を持って買った高級魚に飼育員さんは『死んだら殺すからなぁ!』と意味不明の念を送るエピソードなど、魚愛溢れる本。2022/05/06
りらこ
15
魚歴書、面白い。ものすごく愛に溢れていながら、飄々としてちょっと斜め上からの目線で、それで手書き。魚ラブなのが伝わって、なんだか読む私までラブ。それなのに水族館の人達、このラブな魚たちの味まできっちり知っていて、聞けばちゃんと答えてくれるんだそうだ。これは行かねばならない!竹島水族館。どこにあるのかな?#Netgalley2020/04/28
ぽけっとももんが
8
立派な水槽や最新の設備が、いい水族館の条件ではない。結局のところ愛ですよ、魚たちへの。という愛に溢れた魚歴書。竹島水族館はSNSで深海魚などを食べているのを見て知ってのだけれども、なるほど興味深い。「これおいしいですか?」って聞きたい。水族館に行ってその魚がおいしいかどうか気にするのは日本人だけとも聞いたけど。蒲郡って生命の海科学館もあるし、いいところだなぁ、行ってみたい。名古屋通り越して「蒲郡行く」って言ってもなかなかこの気持ちは伝わりそうにない。2021/09/11
おひさま家族
8
竹島水族館は何回か行ったことがあるのですが、いつも混んでいてゆっくり説明書きを見られなかったので、この本を読んでからこの夏、行こうと予定をしていたら、まさかの台風直撃で休館だったという…来年リベンジしたい。2019/08/26
マネコ
8
魚だけではなく水族館側の視点が多分に入っており、通常の生態・雑学本とは一線を画します。とても魚愛が伝わってきて、実際に水族館に行ってみたくなる一冊でした。2019/08/11
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