内容説明
三島由紀夫と川端康成が驚嘆したある出来事とは?昭和には魑魅魍魎の文豪たちがいた!93歳、現役編集者の著者が実体験した文豪たちの姿とは?
目次
第1章 温泉宿の男(湯治場の出会い;机上の原稿用紙;あの男は誰?;和服姿の幻影)
第2章 心中事件(写真の男;三島由紀夫と川端康成;禅林寺;三鷹の三奇人;「この人です、この人ですよ」;松本清張と文学講演;文芸編集者;私小説時代の虜;火宅の人、檀一雄)
第3章 空想の担当者(三島由紀夫の推理;川端康成の好奇心;四日間の記憶)
第4章 太宰治との絆(作家の自殺;活版印刷の新聞写真;太宰との約束)
著者等紹介
櫻井秀勲[サクライヒデノリ]
1931年、東京生まれ。東京外国語大学を卒業後、光文社に入社。大衆小説誌「面白倶楽部」に配属され、松本清張、遠藤周作、川端康成、三島由紀夫、幸田文など文学史に名を残す作家と親交を持った。三十一歳で週刊「女性自身」の編集長に抜擢され、毎週一〇〇万部発行の人気週刊誌に育て上げた。五十五歳での独立を機に作家デビュー。女性心理、生き方、仕事術、恋愛、結婚、運命、占術など多くのジャンルで執筆。その著作数は二二〇冊を超えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 生理学 (第2版)