内容説明
「教育のページに四捨五入はない」子ども一人ひとりが主役である。文部省(現文部科学省)から「ゆとり教育と充実」の研究指定校として、新しい教育課程に励んだ著者が実践した教育方法とは―玉小学校で上演が続く「目つぶしの竜」の脚本作りから発表まで。
目次
第1章 創作劇「目つぶしの竜」から踊る玉小四年(文部省研究指定校;切り開く創作劇―郷土の民話「目つぶしの竜」の脚本創作と上演 ほか)
第2章 「軍艦マーチ」に踊らされる運動会(軍艦マーチ;卒業アルバム ほか)
第3章 学級文集「しどみの子」(しどみの子と新米教師)
第4章 明日もまた元気にかよう障害児(仲良しになって休まぬポリオの子;教育センターでの「ワークシート」 ほか)
第5章 学力のつく主体的な学習法(頑固さで床屋の旦那と意気投合;音読の長さで決めるチャンピオン ほか)
著者等紹介
大島脩平[オオシマシュウヘイ]
1934年茨城県に生まれる。茨城大学教育学部卒。卒論「作文教育の歴史的考察」シナリオ作家を夢見て独学。「ピアニカの少女」を執筆。茨城県教育委員会指導主事勤務中…『子どもが生き生きするとき』児童劇「目つぶしの竜」創作(八重岳書房)。茨城の子ども風土記『長塚節の伝記』小5国語教材用執筆(日本標準)。茨城県研修センター内地留学・教育研究論文発表「学習の作業化による読みの深め方・ワークシートの作成と活用」。退職後の活動…「つくばね川柳会」編集委員長。『九輪』茨城県西地区保護司会機関誌編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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