内容説明
八百万の神がおわす三重県は、食文化の宝庫。神聖の地に根付いた、失われつつある日本の民俗文化の原点を辿り、これからの未来へ繋いでゆく。民俗学的視点を入れた読みもの事典。
目次
農産物とその加工食品
水産物とその加工食品
お茶系飲み物と食品
畜産物とその加工食品
醗酵食品と調味料及びその関連
人生儀礼
日々の食事
年中行事
餅と菓子類
すし〔ほか〕
著者等紹介
大川吉崇[オオカワヨシタカ]
1941年生まれ、高野山大学文学部仏教学科卒業。三重高等学校で日本史を4年間担当、のち大川学園に移籍。現在、学校法人大川学園理事長、社会福祉法人自由学苑福祉会理事長。みえ食文化研究会運営委員長・三重調理専門学校前校長。日本民俗学会・日本調理科学会・日本環境教育学会等の会員。当初は三重調理専門学校での授業と三重県の業界のため、昭和44年より50年間三重県下における大正時代から昭和10年までの食生活の聞き書きを続けた。併せてその時々の祭りと食も調査をした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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