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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
102
作業療法士と言っても、実際に何をするのかは決められたものがある訳ではない。なぜなら人は一人ひとり異なる作業的存在であり、その人の障害の程度により、目標もゴール設定も全員異なるからです。マンガで描かれた作業療法士花城ゆずの「私やあなたがイメージするよりも百倍重いの」や「いつでも聞きます。でも無理には聞きません」「私たちは壮大な大城さん一家の物語にほんの一瞬かかわっただけ」というセリフに影響を受けて、実習生の野原咲子が5年後に成長した姿を見せる終わり方が良い。病院では患者でも、自宅で作業者に戻るのである。2024/04/01
とある内科医
23
いやぁ、参りました。たまたま院内の作業療法士さんと雑談する機会があり、兼ねてから各医療職のことを知りたいという課題意識を持っていた中、書店で見付けて即買いかつ一気読み。個別性が高いこと、タイトルにある曖昧さは裏を返せば自由度の高さということ。頭の中が良く見えたし、また指導者と学生の深いやり取りを通じて医師教育にも反映できそうな学びも多数。さすがの医学書院さま。2023/11/12
鮭
8
OTではない自分にも臨床の考え方の参考になった。ただ私の担当する方は共に作業を考えていくような認知機能は持っていないことが多いので、完全に当てはめるのは難しいと感じた。あくまで思考訓練の本。2024/01/17
黒羽 華也乃
0
作業療法士ってどんな仕事なの?、何をしてる人たちなの?って思っている学生さんや社会人の方に読んでもらいたい一冊。マンガの部分だけ読んでもらっても作業療法士の仕事の風景が感じられると思います。 私も作業療法士の1人で作業療法自体の知名度が理学療法より低いことは日々感じているので、こういう本をキッカケに作業療法について触れてもらえたら嬉しいなって思います。
もじゃみ
0
作業療法士としてどういった仕事なのか、PTOTとの違いなども知れる内容となっていた。 特にOTの専門性として患者の「活動」「参加」にフォーカスしている部分が多く読んでいて、改めてOT職の魅力を感じた。 ADOCなど臨床現場で役に立つツールについても知ることが出来た。 病院では患者だが、自宅では1人の人など、 患者という目線だけに囚われることの危険性も感じた。 患者が何を求めて何を目指したいのか。そこを引き出す能力値が試される仕事だと思えた。2025/06/13
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