出版社内容情報
「魔道祖師」の墨香銅臭が描く中国BLファンタジー最新作 待望の第5巻!
奇妙な出来事が連続する銅炉山。目にするもの、耳にするものにおぞましい記憶を呼び起こされ、謝憐(シエ・リェン)の胸に動揺が広がっていく。花城(ホワチョン)はそんな謝憐(シエ・リェン)に寄り添い、はぐれないよう互いの指に赤い糸を結びつける。その決して切れることない糸が、二人の心も繋いでいた。 やがて山頂を目指す途中で雪崩に巻き込まれ、謝憐(シエ・リェン)は無数の神像が祀られた広大な石窟で目を覚ます。すぐに花城(ホワチョン)と合流するものの、どこか彼の様子がおかしい。花城(ホワチョン)が頑なに見せようとしない、顔を隠された神像や壁画が教えてくれたのは、彼の正体と八百年続く謝憐(シエ・リェン)への思慕で――。
【目次】
内容説明
奇妙な出来事が連続する銅炉山。目にするもの、耳にするものにおぞましい記憶を呼び起こされ、謝憐の胸に動揺が広がっていく。花城はそんな謝憐に寄り添い、はぐれないよう互いの指に赤い糸を結びつける。その決して切れることない糸が、二人の心も繋いでいた。やがて山頂を目指す途中で雪崩に巻き込まれ、謝憐は無数の神像が祀られた広大な石窟で目を覚ます。すぐに花城と合流するものの、どこか彼の様子がおかしい。花城が頑なに見せようとしない、顔を隠された神像や壁画が教えてくれたのは、彼の正体と八百年続く謝憐への思慕で―。神と鬼、花と剣、本当の自分は何者か―。中国BLファンタジー第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
み~くま
12
今回はジェットコースターのような展開。ほんのり甘々でスタートしたと思いきや、地の底まで叩き落とされ、ちょっと希望が見えた瞬間にまた叩き落とされるという感じ。メンタルがかなり削られました。待ちに待った新刊なのに、しばらくは再読する勇気がありません。このモヤモヤを解消するには、次巻を手に入れるしかないのか?!再び長い時間悶えて過ごすことになりそうです。2025/11/04
まぁ
12
いろんな意味でドキドキした。序盤、城主の立場だったら恐ろしすぎる推しバレなのですが壁画もちゃんと最後まで殿下に見せてとなります。そんな感じで現代部分だとによによしてたのに、再び訪れる過去編部分の描写が上手すぎて辛くなるのでした。心は桃源なんてできるか!と思うのは当然なのに、誰かひとりは、本当に薄らとでも誰かを信じたくなる瞬間を描かれると綱の上を歩いているようで、でもそんな瞬間も実は、と読者の我々はわかるので非常に歯痒い。現代に戻ってからの展開は謎解き部分でやっぱり続きが気になります。2025/10/30
なか
10
予想はしていたけど過去編が本当につらくて心折れそうになりました。今は殿下の側には花城がいる!ってわかっているから乗り越えられたけど、今後どうなるのか分からないままだったら挫折したかもしれないくらいつらかった。本当に花城の安心感半端ないです(笑)800年の想いが実って良かったね。いろんな事が明るみにでてたくさんの伏線が回収された5巻は本当に面白かった。まだまだピンチは続くから早く続きが読みたいです。2025/11/04
さとみん
10
800年の間に何があったのか徐々に明らかになる中で、「うわー(照)」と「うわー(辛)」が交互にきて大変なことに。過去編が想像を超えるしんどさだけど、それでも読むのをやめられない面白さ。前回の衝撃も大きかったが、今回はそれを上回る衝撃が!もう何を信じていいのか分からない…と思わされつつ、立場は変わっても本質的には変わらない人もいるのが救いだ。2025/11/03
かりぐらし
7
怒涛の展開すぎて情緒不安定になる。一気に読んでしまった。太子への想いが溢れかえる像や壁画を見られてしまう城主が黒歴史ノートを見られた人みたいで辛い。太子の荒れ果ててた時代、そして二人の臣下と別れた理由も明かされる。気持ちが落ち込んだ所にバックハグやら法力キスを放り込んで読者の感情を揺さぶりつつ、とんでもない所で5巻は終わる。こんな状態で次巻まで放置されるとは思いもよらず。早く続きが読みたい。2025/10/31




