出版社内容情報
※全編フルカラー仕様 ※描き下ろし1話16P新規収録
ある日、世界が一変した――。見渡す限り、ゾンビと死体……。
だが、俺―“武村雄介”だけは、ゾンビに襲われない。
そんな体質を利用して、俺は“深月”を助けた。彼女のカラダと引き換えに……
――唐突に響き渡る防災放送。
生き残った人間たちは、市役所に集合しろと――。俺たちは、それに乗った。
そして出会った、“牧浦”という女医。
ゾンビを恐れない俺に、牧浦は冷たく言い放った――
「人を殺すよりは大したことがない…ということでしょうか?」
牧浦との出会いが、俺と深月の運命を大きく変える!!
生き足掻く人間たちのゾンビパニックストーリー。
無敵の体質で、この“煉獄(インフェルノ)”を生き残れ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
12
続けて購入。 新キャラが続々と出てきて一気ににぎやかになった。いっぱいいっぱいな女医さんがえっち可愛くて大変良い。 物語は安全な避難場所でも色々ある話。いちおう安全圏はあるが全員は連れて行けない、というのはお約束だけれど、この世界は人類滅亡とまでは行ってないという事なんだろうか。 女医さんとの関係とかこの世界の行く末とか、色々とどういう結末になるのか、続きが楽しみ。2024/02/08
smatsu
6
結構良い。前にもどこかで書いたかもですがゾンビものみたいなホラー作品は状況が異常だからこそ人間をきっちりと描く能力が大事で、作家の基本的な力量が問われる。特に主人公や周辺キャラが頭悪い行動をすると萎える。その点で本作は2巻で他キャラとの絡みが多くなって来た中で人物描写がしっかり描けていて良い。主人公は鬼畜と書いてしまったがどちらかというとサイコパス寄りですね。人口の何%かいるというサイコパスがなぜ淘汰されないでいるのかというと、こういう緊急時に感情に流されずに動ける人が必要だからです。続きは来年か2023/05/21
kei-os
2
「抱かせろちゃん」ネタが先行しがちの作品だが、2巻になって本作がそれなりに評価されていた理由がよくわかる。生存者たちとの出会い、深月との距離感、食料の確保、医者である牧浦の苦悩、それらと繋がりつつも冷静な思考と判断で舞台を進める主人公の描き方がなかなかに秀逸。サバイバルものとしてぐいぐい読ませる魅力がある。2024/02/24
檻の中の象
1
市役所編。深月ちゃんがすれ違いに悩む中、市役所副リーダーの女医さんがヒロイン。2023/03/12
ppwahara
0
女医さんもいい2024/06/24
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- 和書
- 情熱の伝え方