出版社内容情報
ハーヴィス王の到来で、謎であった魔王様の襲撃の真相が明らかに!? ドS魔導師シリーズ第二十八弾、ここに開幕!
内容説明
情報が集まり、徐々に明らかになっていく、イルフェナ第二王子襲撃事件の真相。そんな中、事件の発端であるアグノス、ハーヴィス国王夫妻が謝罪のためにイルフェナを訪れる。友人である各国の要人とともに、ハーヴィス側の言い分を聞く話し合いの席につくミヅキ。しかし、ハーヴィス王の口から出てくるのは、一国の王としてはあまりにも甘すぎる内容で…。「さあ、報復の時は来た!言葉は暴力よりも性質が悪いと、証明して差し上げますよ?」ドS魔導師が活躍する異世界ファンタジー、第二十八弾ついに開幕!!
著者等紹介
広瀬煉[ヒロセレン]
静岡県出身。小説投稿サイト『小説家になろう』にて多くの作品を読んでいるうちに自分でも書いてみたくなり、執筆を開始する。「魔導師は平凡を望む」がネットで話題となり、2013年10月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零崎夢織
6
前巻の事件の真相を探りつつイタズラしてお仕置き(途中まで)する巻。 足りない、優しさが過ぎて過激さが足りなくなってる。出来れば「いいぞもっとやれ」まで行ってほしい。2021/12/05
kinta
3
ようやく。ようやくイルフェナの全面にハーヴィス王を引きずり出しましたよ。まだ終わらないけど(笑)しかも親猫様の父と母が糸を引く始末。アグノス様の状況は女狐様の情報提供もあり、着々と黒猫包囲網が発達、そして成長。周囲の成長故か、黒猫の(心の)身長が縮んだ感じ。本人は変わっていないからねえ。どう始末をつけるのか。私としては、ハーヴィスの後ろにいる実行部隊のやつも叩いて欲しいんですがねえ。2021/10/14
eucalmelon
1
ミヅキの活躍に目を奪われがちだが、一貫して国優先という異世界の考え方に考えてしまう。明治・大正までは日本もそんな国だったと思う。GHQのWGIPによって洗脳されてしまい、その事実さえも霧の彼方へ。人が生きていくうえで基盤となる都市や国が必要なのは当たり前。それを守ろうとするイルフェナの騎士はごくごく当たり前の行動をしているにすぎないが、国民が国を考えなくなってしまった国は存えられるのだろうか?爺になって気が付いても、もはや見守るのみ。2022/08/15
みょろん
0
なかなかネチネチやってるなぁ。相手に気付かせるって優しいのかそうじゃないのか。ゼブレスト以外は他の国ごと王族の仲が良い気がする。2022/05/24