出版社内容情報
鍵を握る者たちが一同に会し、ついに明かされる過去の真実。そして魏無羨と藍忘機のすれ違う想いの行方は――。
内容説明
蘇った夷陵老祖を討伐するため、四大世家が再び決起する。けれど、今の魏無羨の隣には、迷いない瞳の藍忘機がいてくれた。彼への想いを募らせる魏無羨だが、互いの肌に触れ口づけた夜、どうしようもなく惹かれる自分と、その想いが叶わぬことを知る。そして過去の謎が紐解かれる時、何度も重なってはすれ違い続けた二人が辿り着く愛の形は―。その後を描いた番外編は、魏無羨が少年たちを率いて夜狩に繰り出す「鉄鉤」、忘羨が淫靡な夢の世界に迷い込み情欲に溺れる「香炉」など、八つのお話を収録。あの日の旋律が永遠に続く誓いへと変わる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優輝
61
初っ端は主人公2人のイチャイチャを目撃した 江澄がちょっとばかし不憫ですね(苦笑) そんでもって金丹の事実を知らされてこれは凄い衝撃だっただろうな… そうこうしてて藍湛の酔っ払いタイム来たーって思ってたら 急にドリフトで路線変更された気分でした(*」´□`)」 そんでもって今告白すんの!?ってなってギャグかとおもった(笑) 江澄には江澄の理由があったんだなー(´・ω・`) とりあえず番外編はがっつりエロいですな(苦笑) 名言は「毎日と言ったら毎日だ」 番外集も読まねば_(:3」 ∠ )_2021/08/23
青蓮
59
あっという間の最終巻。本編最後の一文が良かった。最後は少年時代を彷彿とさせる。今まで望んでも得られなかった安らぎと幸せが約束されたかのように当たり前のように訪れ、手に入る日々。番外編の少年達と挑む伝奇譚。魏嬰と藍湛のその後の日々。どれもが愛おしく描かれており、心温まるエピソードにじんわり来る。この二人に訪れる未来、どうか平穏であれ。 ジャンルを意識しすぎて手を出さず仕舞いなのは勿体ない。濃い人間ドラマでテーマも重く、様々な愛に満ち溢れている素敵な作品。夢枕獏版陰陽師好きな方も是非。2021/08/08
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「魔道祖師」第四巻そして最終巻。なんとも感想が書き難いです。面白かったことは確かなんですが。期待していたものとちょっと違ったかな…と言う感じです。中華の仙界ファンタジーとしては、凄く設定が書きこまれていて満足でした。でも恋愛ものとしては、何故藍湛が魏嬰にあれだけ執着した理由が薄くて、中途半端な気分です。そして、準主役の江澄と金凌のこれからを考えると切なくなりました。2021/08/21
さこぽん
23
あ~あ、完結。飽きることないストーリーで面白かった。番外編はラブラブと本編の補足。強くて頼もしい魏無羨が<お父さん>のイメージだったけど逆???ちょっと違和感がある。アニメとドラマ「陳情令」も観てみたい。2024/08/12
LIV
23
遂に最終巻。物語的に黒幕が明らかになる集大成、緊迫して手に汗握るクライマックスな場面じゃないの!?と言う所でいきなりヤリたい!好き!大好き!俺も大好き!になった瞬間盛大に声でちゃったよね(笑)。まって!皆いるから!今タイミングじゃないから!と爆笑しました。最高でした。そして3巻の初キスシーンでぶっ飛んだのに初エッチも野外なんかーい!とツッコミ入れてしまいました( ;^ω^)普段抑圧してる人ってたがが外れると凄いんだな~。番外編の香炉でも藍湛の夢えげつないしねw2021/08/25