内容説明
公爵令嬢のセシリアは、突然婚約破棄と公爵家追放宣言をされ、ぎりぎりの生活を送っていた。ある日、セシリアの公爵家追放に協力していた王子、アルバートと再会を果たす。彼からは「自分は魔力を持つ魔女に操られていた」と衝撃的な告白をされ、自分と同じく操られている友人たちを助けてほしいとお願いをされるが…。「助けてあげてもいいわ。でも誰かに振り回されるのはうんざりなの!」負けず嫌いのセシリアは自分の意志で行動することに。しかしそこで待っていたのは、魔女やグリフォンなど現実だとは思えないものばかり!さらに自分には魔力があると宣言されて―!?私の魔力でみんなを救っちゃいます!?元公爵令嬢の唯我独尊ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
7
母親と共に追放された悪役令嬢がヒロイン。断罪シーンからではないから元婚約者の登場がなくて、こっちから願い下げされるのはアルバートの方みたいな印象ですが…。隣国の二人は解呪の副作用が出たと言ってたけど、ヒロイン弟はあっさりすっきり元に戻ってた理由は何か説明される予定なのでしょうか。ヒロインを追い落とした魔女も、国が傾く程の混乱を招いたら自分の将来も不安定になるしとか思わないものなのか。魅了の呪いが羽虫の大群ってのが嫌だわー。あれを後どのくらいの吸い込むの?ヤダヤダ。2021/09/18
由貴
3
操られていたとはいえやられた側にはそんなこと関係ないし、その前提がある以上どうしても好きにはなれないんだよなぁ。むしろアルバートが好意を示せば示すほどイラッとしてしまった。2023/05/03
あきら
3
電子書籍。え、…まったく盛り上がらず話が進んでないのにエピローグ?まじで?余りにも不可思議すぎて唖然とするわ。だって、このうすぼんやりとした展開でこの価格?某シリーズだったら、何人か殺されたあげく関くんが思い込みで行動して、榎さんが暴れて、京極堂が解決してるよ?どういうこと?この世には不思議なものってあるんですね、って話ですよ。女王陛下と~、は本当に良くできた話だったから気に入ってる作者さんだったのに残念です。続巻は読む気になれないのでここで終了で。2021/09/17
菊地
1
こんな仕打ちを受けた主人公に強引に協力を求めてくるの、あまりに都合が良過ぎるし、人の心が無いとしか思えずノっていけなかった。後から色々と後悔や経緯を描写されても離れた心は戻ってこなかった。2021/07/22
すわ
1
漫画アプリで読了。ほぼサブタイ通りなんだけど見返すというと少し違うような。あらすじの『私の魔力で皆を救っちゃいます?!唯我独尊ファンタジー』ってのはほぼ詐欺じゃないかと。そこまでなろう系『俺何かやっちゃいました?!』みたいではないく、ちゃんと理由づけてストーリー進めてる気がする。以下ネタバレ→2021/06/06