出版社内容情報
後輩もでき新しい業務も増え順風満帆。だけどロックマンから、魔物がナナリーの属性である「氷型の血」を狙っていると知らされ!?
内容説明
オルキニスの騒動も落ち着き、『受付のお姉さん』も二年目に入ったナナリー。後輩ができ新しい業務も増え、順風満帆。だけど城を襲った魔物が残した「シュテーダル」の謎は未解決のまま、各国からすべての型の魔法使いが集う競技会・ウォールヘルヌスの開催が決定する。そんな中、ロックマンから魔物がナナリーの属性である「氷型の血」を狙っていると警告されて!?そのうえロックマンとの腐れ縁に実は理由があり…。「私、喧嘩ばかりだけどロックマンに一度も“嫌い”って言われてない―」前向き女子の異世界おしごとファンタジー、いよいよクライマックスへ!
著者等紹介
まこ[マコ]
『隅でいいです。構わないでくださいよ。』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
20
最終巻。ナナリー達が海外旅行に出掛けたのを機にナナリーの母親の血筋が判明したり、ロックマンが学生時代に喧嘩を吹っ掛けていた理由が分かったりと、とにかく盛り沢山の内容だった。彼女の為なら、自分がどれだけ傷ついても平気な顔してるとか…。ナナリーが自覚してからのあのラストで、大満足。番外編を見てる限りでは、ロックマンが上手くナナリーを誘導してそう。勝ち負けを出せば、彼女必ず食いついてくるし。2021/10/10
starly
5
こんな…世界が滅亡の危機寸前となる話だったのかと思った3巻。今までのある程度ほのぼのお仕事異世界ファンタジーからガラリと変化が。魔物との戦闘、戦闘、戦闘。1,2巻の伏線が次々と明らかになり後半に向け盛り上がりが加速。ナナリー&ロックマンの腐れ縁には理由があったりとーー。いつまでも喧嘩して仲良い関係はこれからも健在。これにて完結となるが良い終わり方。また1から読み返したら、また違った視点で物語を楽しめそう。2022/09/24
みょろん
3
ラストなのに盛りだくさんの事件が起こるね。ケンカカップルもなんとなくくっついて良かったね。ツンデレの成功例じゃないかな。 ナナリーのお母さんもすごい経歴で本ができそうだよね。2021/06/03
リイエル
1
Web既読。2年目編と3年目編。一気に伏線が貼られて回収されて、世界が広がっていって大団円という感じですね。 4巻が出るからということで読み返してる感じなんですが、ここからどう話を展開されていくのだろうかと楽しみになってきました。受付嬢をやめたいわけではないけど、ロックマンへの気持ちに気づいてしまったナナリーはこれからどうしていくのだろうと思って、先がどんどん楽しみになってきました!早く続き読みたいなぁ…。2023/03/05
sakai_別館
1
良い…!これもまた最高のケンカップルである。2020/11/11