出版社内容情報
「またねだね」
大学生の明は初恋の叔父を事故で亡くし、3年ものあいだ叶わぬ想いを抱えて生きてきた
。ある日淋しさから叔父の名前をネットで検索し、食事処のブログに辿り着く。
客の人生や日々を温かな目線で綴る店主の晴夜の人柄に癒され、やがて会いにいく明。
昇華できない想いを吐露するうちに、彼は「ぼくとの出会いを運命にしてみますか?」と提案してきて――
喪失を知る二人がさよならのない愛を得る物語。
朝丘 戻[アサオカモドル]
著・文・その他
yoco[ヨコ]
イラスト
内容説明
大学生の明は初恋の叔父を事故で亡くし、3年ものあいだ叶わぬ想いを抱えて生きてきた。ある日淋しさから叔父の名前をネットで検索し、食事処のブログに辿り着く。客の人生や日々を温かな目線で綴る店主の晴夜の人柄に癒され、やがて会いにいく明。昇華できない想いを吐露するうちに、彼は「ぼくとの出会いを運命にしてみますか?」と提案してきて―喪失を知る二人がさよならのない愛を得る物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
24
アニパーシリーズ、透明感のある切なさ満載でやっぱり泣かされてしまいます。充実した15年だったんだろうけど、それでも明君は36歳とまだまだ若いので怒られそうだけど最後の恋にしないで欲しいなあ。2018/07/30
のこ
20
アニマルパークシリーズ4作目にして最終巻。yocoさんのイラストのアニパーのアバター達がとにかく可愛い。お話の方はうーん‥お好きな方には申し訳ない。シリーズを繋げたテーマ、同性愛の辛さ、生きること、別離のかたちには考えさせられたし、アバターのキャラやゲーム「ライフ」のお話はとても効果的だと感じたが、そのライフを投影させたような今回のお話はやはり余白の部分が多すぎると感じた。作者は語り過ぎないことで空白の余韻を感じて欲しかったのかもしれないが、それが返って死というものを軽んじているように私には感じられた。 2018/07/31
京子@オランダ
7
何がどうなってもこれで終わってしまうのか、と読む前から悲しくて半泣きだった。最後なにか理解できない感じになってどういうこと?って、、、。もう一回シリーズの一番最初から読み直さねば。今までのいろんな人が出てきて楽しそうだったけど。2018/07/22
ちゃこまま
6
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️長らく積んでたけど、思い切って読んだ。アニパーシリーズラストだったので、寂しい。またねの言葉の意味に思わず涙。おくさ可愛い。せつない。2019/08/12
あきら
6
涙が止まらないほど泣いちゃった?……2018/08/27