出版社内容情報
毒を盛られたのをきっかけに前世の記憶が蘇ったフィオリア。咄嗟に自分にかけた魔法で九死に一生を得るも、目覚めたら20年後で!?
内容説明
毒殺されかけたのをきっかけに、前世の記憶を思い出したフィオリア。ここは乙女ゲーム世界で私はライバル令嬢!?咄嗟に自分にかけた魔法で九死に一生を得たものの、次に目覚めたら20年後。しかも当時のままの姿だった!ゲームのエンディングどころか、スタッフロールも通り過ぎた今、祖国は傾き中。原因はゲームヒロインと、かつてのゲーム攻略対象達。そのうえ彼女は、フィオリア毒殺未遂の黒幕!?彼女達に借りを返し、国を立て直すことに決めたフィオリアだけど―!?「『暴風の女帝』と呼ばれた私を止められるならば、止めてみせなさい!」誰よりもイケメンなお嬢様が送る、異世界転生ファンタジー開幕!
著者等紹介
遠野九重[トオノコノエ]
執筆歴は2013年10月頃から。小説投稿サイト『小説家になろう』でお気に入りの作品を読むうちに、自分でも書いてみようと執筆を始め『張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
26
乙女ゲーのヒロインのライバルだったが、あまりにもイケメンな性格のためゲームでは堂々の一位のキャラクター。 それが暗殺未遂されて、起きたら20年後だった。それが中々に面白い。2020/04/17
陸抗
20
転生して悪役令嬢になったと、毒殺されかけて20年寝込んでから気がついたフィオリア。ただ、彼女が前世を思い出す前からチート能力バリバリで、周りの人達をたらし込んでいるので、ほぼやりたい放題。勧善諸悪の物語を読みたい時にはいいかもしれない…。諸悪の根元らしきゲームヒロインが、20年後には出てきてないので、彼女の動向は気になるかな。2019/09/28
TAMA
5
いやいやそれ一人で全部やってたら身が持たないでしょうとか、暗躍してくれる影とかいないと後始末はー?みたいな。悪人をバッタバッタ切り倒す時代劇のような爽快なお話でした。向こうも影からてをだして「からめ手」みたいなことがなくて楽しい。たまにはドロドロじゃないのもいいなって思いました2018/03/24
あき☆ブラック・ベア
4
あー…1巻目でひとまずの完結をしてないタイプのやつか…。取り敢えず以前コミカライズを少しだけ読んだ。あまり好みに感じなかったけどやっぱり小説版も少し好みから外れている。主人公がだいぶ無双なタイプ。1巻目ではずっと無双。20年後に周りだけ成長した人間関係を再構築するのはなかなか面白い。ただ1巻目ではほんの触りだけなのでどう転がるのかは見えて来づらい。2024/03/06
小鳥遊ひな
3
★★☆☆☆ 前半は面白く良かったのですが・・・ 20年後から微妙。 ヒロインを凄いと崇め奉る人々。 ヒロイン1人で何でも出来るので、ヒーロー達の存在が何をやっても陳腐でとってつけた感じ。 大人買いしなくて良かった。 次巻で完結みたいですが購入はしません。2018/04/25