内容説明
パラレルワールドの戦国時代に転移し、戦国大名“浅井長政”となってしまった男子学生。彼は織田領に出没した魔物“鷹”に立ち向かっていた。すでに死傷者がいる状況のなか、治姫の手助けもあり、見事鷹に打ち勝った長政。それは織田信長だけではなく、徳川家康も驚かせた。その後、長政は治姫を自分の側室に迎えることを決意。治姫も同意し、晴れて側室が誕生した。浅井家は一気に活気づく中、次なる領地開拓のため、また浅井の歴史を未来に紡ぐため、長政は次の一手を打つ。ネットで450万人が熱中した歴史ファンタジー。大幅な加筆と書き下ろしを加え、希望溢れる第4巻がついに幕開け。
著者等紹介
井の中の井守[イノナカノイモリ]
2015年8月より小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」にて『信長の妹が俺の嫁』の執筆を開始。大きな反響を受け、書籍化に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サケ太
9
鷹という脅威を打ち倒した長政。種族的な差別問題と向き合いながら、戦力を増強。徳川家康は今後頼もしい味方となるのか。藤堂与吉、という名前が出てくれるだけでもうれしい。2017/10/27
nishiyan
4
信長の助力で窮地を脱した長政はそのお礼とばかりに美濃に現れた鷹を退治する「鷹狩」への参加するのだが…。徳川家康が登場、活躍はできなかったものの今後も絡んできそう。治姫が側室になることを納得しながらも嫉妬する市が可愛い。治姫は長政との情交によって過去の呪縛から少しずつ解き放たれていくだろう。前巻からの忍者を召し抱えるという話も進展。まさか忍者が座敷童とは思わなかった。魔物が出てくるのだから人とならぬものが出てもおかしくはない。座敷童から差別の問題に接する長政。どう解決していくのだろうか。2017/10/21
菊地
1
鷹狩り等に続き座敷童などの設定が加わって、史実以外の部分に広がりが生まれつつある。2018/01/04
zaku0087
0
エロシーンさえなければ、極めて真っ当な異世界ファンタージラノベなのだが。そして、建国殖産物語なので長く楽しめると思う。エロシーンで損している感じがするなあ。魔物のあれこれが見えてきて、そろそろ世界の謎解明まであと少し。座敷童との接触で、世界を変える軸になる?2021/07/03