内容説明
製菓メーカー勤務の北村は、コーヒー会社との業務提携をきっかけに幼馴染の高塔と再会する。学生時代同じ家で育ち、想いを確かめ合った仲だったが、ある出来事から疎遠になっていた二人。物腰柔らかな美形で仕事のできる彼は昔と変わらず、素直になれない自分を仕事やプライベートで甘やかし溺愛してくれる。高塔の一途な想いに気後れしながらも、10年越しの初恋と向き合うことになり―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
波多野
29
珈琲会社社員×製菓メーカー社員。攻受ともに幼い頃の初恋を引きずったままの再会モノです。現在進行形の中に時々挟まれる過去の回想が、再会後も2人がなかなか近づけない理由になっていて切ないです。設定の大筋は好みですが、いまいち萌え!とまではいかなかったです。攻受ともに可愛げが少なくて、淡々としたものを感じました。あと、他の方も言われてますが、イラストがイメージと合わないかも(泣)2017/06/14
きょん
14
再会ものって、なぜそれだけの期間離れていたのかという所の説得力がポイントだと思うんですよね。攻めの執着も大変好きなんですが、それなら偶然の再会まで待たずに頑張れと思っちゃったりして。2017/07/10
みもざ
5
文章が芳しい。アプローチが“…7秒”や“囚愛契約”と同じ。溜まりに溜まった年下攻めが回収にやってくるという。イラストが幼くてそぐわないなぁと思ってたら中盤からいい感じに艶っぽくなって。2017/06/17
あきら
3
再読。大切なひとの死で壊してしまった関係。からの、再会。執着愛大好きです。しかも、ショタからの社会人BLという、属性過多。好きですわ。でも、ふみか(妹)を失ったことによる傷をそのままに付き合っていても、どこかで破綻すると思われるので、マオの選択は必要なことだったのかもしれん。一度手離したことで、これから先ずっと何があっても一緒にいそうな気がするこのふたりは。ふたりに幸あれ。2023/02/12
emimn
3
★★★☆☆ honto2018/09/04